ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

Politics and economics 政治/経済

日曜の朝 寝ながら聞くラジオとコーヒーくつろぎのTVニュース


日曜の8時から10時までベッドにいながら、早起き鳥と言う自然/生物のラジオ番組を聞きます。"野蛮"日本捕鯨、温暖化、70億人口、庭の小鳥…すべからく取り上げる長寿番組。視聴者の自然観察も5分ほどあり、「ムスカリや3色スミレが出て、もう冬納めよ」のような驚きと戸惑いのレコーダー報告を幾つも聞きます。日本列島も恐らく同じ…と想像します。先日の11月の今も開花しているシモツケも、そんな一つのケッタイな状態でしょうか?

ムスカリは欧州の自生種と言います。まだ野生の本物を見たことがありません。逸出らしきは何度も目撃、なぜならたいていの庭に植えられていますから。そうしたタネ・球根は遊園地のようなお家族サービスのある大規模ガーデンセンターに揃い、スーパーマーケットには出来の良くない売れ残りが格安で出ます。

園芸草花は無限にあって、手を出すと右も左も分からず、キチガイになるような気がする。怖くて、決して私は関ることができません。それにしばしば、あちこちの庭に同じ草花が咲き乱れ、チョッピリ退屈な感じも受けます。

しかしそれらの庭は丹精に面倒見られ、恐るべきハイクラスな市民性を表現しています。庭いじりの好きな方の努力の賜物。こうした人々が多いので、ガーデンセンターの商いがますます繁栄すると思われます。樹木草花だけでなく、照明から池やコテージなど庭作りハードウェアーをあまねく揃えています。こうした庭三昧は、好い加減ほったらかし庭持ちに出来ることで無いのは明らかです。

見栄えする三分の一ほどの邸宅街の庭は雑草根絶のために、つまり土壌中の生命を窒息させるために厚いビニールシートを埋め込む。その上に黒光りの大理石タイルを敷く。そして計算したかのように幾何学的なプランターを配し、園芸種小木または草花を楚々と配します。雑草無しですから、維持する作業が無い。これで庭をプレゼンテーションできる体裁を確保できるのですね。

ラジオで聞いた季節に相応しくない草花や小鳥が狂ったのか当たり前か? そんな生物の11月一周目の出現を思い出しながら、コーヒー飲みを兼ねて束の間サテライトTVを覗くと、こんな洪水があり、驚きました。
ジェノヴァ 1

地中海に面するジェノヴァのキャプションが入っています。イタリアのフットボール、に熱心なファンならどこか直ぐ分かる都市ですね。先日の画像の続きになり、トスカーナ全域がやられているようです。車の重なり具合から鉄砲水的な感じを受けもする。いったい政府は何をしている、と被害住民が怒りをぶつけています。

ジェノヴァ 2

洪水対策に後出になっているベルルスコーニ内閣への批判もほんの少しあるでしょう。主題はしかし、財政運営失敗による緊縮政策への非難と、「もう充分すぎる。首相よ、辞める時が来た」と言う野党陣営の大集会。財務大臣ボッシが「節約法案と共に我等は沈没す」と危惧していました。

Demo tegen Berlusconi 02

大国イタリアのGDP比の債務超過と言うか財政不足は120.1%で、赤字予算は同じく4%、成長率1%なんです。別に慌てるほどでないのでは、と経済第3位大国の日本事情と比べ思いますが。国際通貨基金IMFの査察/指導を受けると、G20サミット廊下でメルケル・サルコジ・ベル旦那が合意したんですね。

独仏の債務%(借金)はそれぞれ82.4%と84.7% 今期の独成長率は2.6%でさすがですが、仏はイタリアと変わらない。スペインはイタリア同様に危機ですが、債務68.1%と予算赤字6,2% 債務%だけなら独仏より少ない。地中海諸国が危機なのがよく分からないけれども、イベリア半島の失業率が異常に高い。健康な若者たち20%が働けない、と言うか職がないと言う事態は亡国的と思います。

Demo tegen Berlusconi 01

経済・政治が人々にとってチンプンカンプンであろうがなかろうが、野党にとってチャンスです。退陣要求がほぼ国民半分を超えそうだと事情通が叫んでいます。陽気なオッサンであるベル首相は百戦錬磨ですから、明日あたり又もや不信任投票らしいと言え、これまでの経緯を考えると倒閣は信じられない…。


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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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