ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

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Nature 雑草 フローラ/ファウナ

ヒナゲシの日は11月11日 菓子集め祭りも1が四つ並ぶ

Poppy 1 William

焦点が合っていない画像、赤い胸の付け飾りをご覧いただくのが目的。ちなみに左手前の人物は皇太子としてまもなく新記録を作る人物。右向こうはその息子。そのパートナーが女性。彼女の白いローブのドレスとコントラストをなして目立つ赤い花が主題

Poppy 2

スカイサテライト局の一日を閉める翌朝新聞記事を紹介するコメンテーター。いずれも胸に赤い花を飾っている。

委員会半円卓の向かい傍聴席

テームズ川に沿うウエストミンスター議事堂の公聴会場面。10日午後の3時間、スカイニュースは大株主のジェームス・マードックの受け答えを実況中継。彼の胸にも右の保守党委員、確かフィリップ・ダーヴィースの背広胸ポケットにも赤いものが飾られています。テレビに出演する人だけでなく、あらゆる場所で殆どの人がこれを着用している。赤い花はケシ。麻薬の花オピアム。歌にも歌われるケシの花。ケシは心地よい眠りと死を象徴するそうです。

ブリテン何十万の兵たちが西部戦線から二度と帰ってこなかった。塹壕戦の半時間で数連隊が消えるような恐怖の戦いがまずイーペルから始った。"フランダースの戦場"と言う詩はこの悲しみを伝えている。これを直接の動機として、全ての戦争犠牲者を偲ぶのが11月11日というわけ。Poppies Day (ポッピーヅ・デイ)と呼ぶ。連合軍に参加した大英帝国諸国の記念日になっている。

Papaver bracteatum  Collage 02

直接のモデルになっている種は上のヒナゲシのようです。かなりのサイズがある。本種はしたがって名前通りの雛のような最も小さい花でない。名前の付け間違いと言えそうだ。容器上部の端に多くの細いスリットを設け、熟した黒い粒をふり飛ばす。この粒を集め炒って、パン焼きやいろいろに用いても良い。

カナダの飾りはプラスチックでデザインをやや違えています。連合軍主力アメリカは、紙製で作られヴェテラン・デイという日に行うそうです。100年前の壮烈な戦いを殆ど何も知らなくても、フォークランド戦争で散った兵たちの記憶は新しい。アフガンのブリテン戦死者も数十名に上がる。アフガン参戦兵として、女王第一の孫カップルが過去の戦死した同胞を慰霊するのは十分に納得できる。

皇太子チャールズの弟アンドリュー伯のフォークランド戦役はたしか空軍AF(エアーフォーース)ヘリパイロットだった。甥っ子のウイリアムの役割は情報歩兵では。所属と配属期間は秘密だった。兵役に就くのは彼自身の希望だが、国王継承高順位者の参戦について常にロイヤリスト半分の反対がある。

国を守る/祖国に尽くす実体験を連合王国の王子達がすること。彼らの参戦はしばしばスキャンダルで賑わう王室の人気回復プロモーションになる。リパブリカン思考ブリテン人に限らず、王子も無名の一兵士も同じ祖国愛だから取り立てて言うことはないのだが。

昨日きょう花ワッペンを付けなければ、ブリテン人でないかのような雰囲気になっている。一種の"ポッピーズ・ファシズム"だと、批判の声が上る。テレビの解説者やゲストがもし赤い花をつけていなければ、タブロイドのゴシップ紙の標的になるのは目に見えている。となると、知名人にとって実質は強制の着用である。

Papaver dubium 002 Bleke klaproos

和名はナガミのヒナゲシと言うと思う…ヒナゲシよりも一回り小型で、ナガミとつくように果実容器が細長い。三つ分かれの葉っぱはヒナゲシと異なり、頂葉が目立って大きく長い。麻薬"ネタ”は別の仲間で、日本では栽培禁止されているようだ。独蘭では3茎まで許されているかな?

11月11日は大陸側では聖人が子供たちに菓子や果物を上げる日。ドイツでポッピーズの花飾りをつけるなら、いくら戦争の犠牲者を偲ぶと言っても、やはりあてつけのようで不味いですね。

それよりカボチャをくりぬいた明かりを持って、子供たちが家々を訪ねる祭りのほうが何倍も楽しい。11月の11日と言うリフレインがある歌を歌うと、子供たちはプラスティック袋にキャンディーやみかん・チョコレートなどを入れてもらえる。この11月11日をシント・マルティン日と呼ぶ。聖人マルティヌスはフランスのトゥールズの聖職者だった。子供の守護聖人として知られ、フランス中に彼の名を冠する教会が建立されている。仏白蘭独に於ける11月11日は彼を偲ぶ日…。

Sint Maarten 1111 border=

聖マルティヌスは海峡向うのブリテンに広く迎えられなかったのだろうか。英国教会だから旧教土地とやや違うのだろう。1の4つ並ぶ日はだから、ポッピーズ・デイに振り当てられた。2011年11月11日は覚えやすく、一度しかない。縁起を担いで、、日本でも沢山のカップルが挙式する…。心から諸君、おめでとう。
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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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