ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

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Nature 雑草 フローラ/ファウナ

寒空に エスパニア柿 暖もやう  11月末咲きのノゲシとナズナ


ナズナ葉っぱ

ガザのパレスティナとイスラエルもいつも戦時状態だ。アラファト生前の時と変わらない。たまに平和的話し合いがあり、静かになると、スエーデンノーベル賞委員会が机に付いた両者に平和賞を与えます。ストックホルムの委員会は賞の授与によって、平和を誘導できると信じているかのように、紛争地の人々に毎年賞を与え続けます。しかし紛争が解決される例は稀である。

Kaki 5 pieces

今ゆれるアラブ諸国シリア/エジプト/ヨルダン/イェーメン/イラク等と戦いながら、シオニズム運動は自らの国イスラエルを1949年立ち上げる。建国以来、周囲とのいざこざが継続しているので、少なくともこれまでと同じ期間を走らねば収まらないと言う気がしますね。つまり21世紀半ばまでドンパチ膠着が続くのでは…。

奇妙な言い方ながら、欧米文明の担い手ユダヤの人々が古に離れた砂漠の土地に再び舞い降りた。そこにいるパレスティナ/アラブ民族が政治/軍事/経済に於ける知的レヴェルの違いを克服するのは遠い時間が必要。紛争継続しながら、いつの間にかイスラエル人口は650万に成長している。民度の高さを言うに及ばず、工業生産指数の高さだけでも、周囲の諸国はとても追いつけない。

周辺諸国は第一次産業に強い。ところがそれ以上にイスラエルは農業国家になっています。半世紀前日本はあちこちに海外青年協力隊員を派遣(あるいは現在も?)、イスラエルでも成果を挙げています。多くの栽培品目があるでしょう、その恵みに私もあずかる。柿である。

盛んな生産地と言われるシャロン高原の名を採り、シャロン・フルーツと呼び、30年位前に独蘭市場にわずかに出ていました。本格的になったのは十年ほど前でしょう。握りこぶしくらいの一個が初め2,5マルクや3ギルダーの高級果実だった。3年前1ユーロほど。イスラエル産の上物なら変わりない値でしょう。イスラエル産に加え、スペイン ・ポルトガル・ギリシャ産も出荷され、競争のお蔭か、今日あたり一個0,5ユーロを見ました。ラヴェルにEspanaとあり、イスパニアはラテン発声語?かも。産地が増えて、良きかな、日本並みの秋の果物になって行く気配がする。

yarikae Kaki

日本からもたらされた(富有や次郎…)原種を気候土壌に合わせて改良した柿だと思われる。渋柿から渋抜きして出す場合も、干し柿のような加工品もありうる。まだ誰もが知る果物でなく、知っている人も潰れそうなジュクジュクをKakiと思っている。タネナシが殆どのようです。

さくさく歯ごたえのする、タネのある柿の(皮を剥いた)丸かじりが私は大好きだった。タネに歯がぶつかるとどうしたのか、覚えていません。悲しいことに、今は歯がたたない。小さく切らないと食べられないのが悔しい。イスラエルとエスパニアのラヴェル付のどちらも、熟す前にやや渋みがあり、完全甘柿でないのでしょう。すると筆柿系の可能性も…。

7 Heuerloop

日曜日3万人参加のハーフ・マラソンがある。走る人が知り合いにあり、寒気にあたりがてら応援に出かけた。写真はしんがりが近いところで、人と人の間に余裕がある。これより先に通過した人々はぎっしりで窒息しそうな混みぶり。良くぞ走ると感心して拍手など送ります。傍にいた5~6名の女の子が嬌声を上げ歌を歌い、見事な応援振り。そちらをむしろ楽しむことができた。

走るあまりの人手のため、知り合い数名を見つけられなかった。最初にスタートするのは招待されたプロと国内の有力選手。勝者は20キロそこそこを42分余でゴール。彼が走り終えた時、まだ参加者半分がスタート出きるのを待っているそうな。さもあらん。今年の勝者はハイレ・ゲブレセラーシィ。彼は過去二度走り、その時も勝っている。

Melkdistel en Heldersetasje

3万人が走った時の気温は摂氏10度前後。知り合いの感想は「走りよかった」。夜間は0度ほどで、この季節の標準。標準でないのはキク科の黄色い花の雑草が平気で咲いていること。イエローが目立つ。野の芥子と書いてノゲシの姉妹種。両隣に見える小さな白いモジャモジャはナズナなんです。少なくとも15年前にこんな目を疑うような11月末咲きを目撃した覚えがない。

いずれも春の草。いずれも大昔に日本に帰化した種。数あるノゲシの仲間に"普通・畑・巻き込み"と言う三つが比較的何処にでも出て、前2者が日本列島にくまなく繁栄しているとのこと。ノゲシは野原に咲く麻薬材料になる芥子(ケシ)と言う意味ですね。花も果実も似ていない。麻薬用に栽培されるハカマオニゲシの切れ込み長葉はノゲシの三角葉が連続する柔らかな葉形に似ていないことはない。正直に言うと、一寸見でオッチョコチョイがつけた呼び名だと思う。

ナズナは春の七草の一つ。やはり列島に人が現れる前に帰化したらしい。どうしてそう言えるのか理由を知りたい。ヨーロッパの自生種らしい。そうならイエスキリストも食べたかも知れない…。葉自体を美味いと思わないが、精進料理の残り物と言う感じで、御かゆと混ぜていただくと修業僧の気分になれるのでは。タンポポ葉と同じように、サイコロジャガイモとベーコンと共にバター炒めするのが今風かもしれない。

ナズナ茎

初めにupしたナズナは"食べ出があるのは葉っぱ"と言う気持ちのコラージュ。茎/花/果実のうち、特に果実形状をして「羊飼いの財布」と呼ばれる雑草。羊飼いとは東方に流れ星を見た三人を意味する。テキスト(ゴスペル等)の違いで彼らの前に天使が現れる場合もあります。処女マリアとその子を拝みながら、小さな財布の中の金額を彼等は贈るのですね。

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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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