ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

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Oh every day 日々そうそう

ああ枯葉 風にふかれて 落ち葉なり


枯葉または落ち葉と聞くと、たいてい詩情にあふれる。戦後のフランス映画に、この世のものと思われぬような感傷に満ちるのがあったそうです。主題歌が"枯葉"。イブ・モンタンが歌う。歌しらぬの私すら、うろ覚えで知っているのですから、それは大変なヒット曲だった…。

ウィクを見ると由来が分かりますが、題名の仏→日訳は良しとして、米語訳は"秋の葉”。独語訳だと"死んだ葉々"(Die toten Blätter) 見たいな感じになってしまう。むろん"枯葉”の言い換えにすぎず、同じ語感に響く筈…。メロディーを聞くと、嗚呼~と分かる。もし、どんなメロディー?歌って見て、と言われればゼンゼン出てこない。私だから当然です。20代の普通の現代日本若者は、知っているのかどうか?

この日記は「予備選や もみじ葉集め アイオワ川」の洒落に続く二つめになります。同じ通りの顔見知りが落ち葉を箒という古風な方法で集め緑のコンテナに入れていました。向かいの林のヤナギやブナから落ちる葉っぱがきりも無い。買い物の行き帰りでも、落ち葉あつめに精を出す人々をみました。これは、思うに恒例の"秋景色"なのだ。わたしはそのまま放っておきたい。しかし隣人曰く、一度始めると、落ち葉処理が正義の行為に思えて徹底的にしたくなる、のだそうだ。

Helfst braderen werk 03 Coepel

詩情も何も無いただの森の池。こうして森の地表は厚い葉っぱで覆われる。葉にもよるそうだが、一冬や二冬で分解されるのもあると言う。濃茶の一種の堆肥層はクッションのような感じになり、年月をかけ大地になる。それは植木堆肥として良いそうだ。

本家シャンソン"枯葉"を言うに及ばず、ずっと後の"枯葉の散るチャペル”ですら、あるいは半世紀以上を生きた世代の郷愁になっているのでは…「11月4日の日記:学生時代…」。音楽の専門家に怒られますが、懐メロに昇華されるのですね。後ろ向きと言ってはいけませんが、過去を懐かしむ年齢の人々に愛される。例えば、この世の花(島倉千代子)や青い山脈(奈良光枝)、、、数限りない愛しい歌詞とメロディーが宝石のように瞬いている。

Helfst braderen 収納囲い01
風力で吹き集める作業と自転車道に置かれた落ち葉囲い。囲いサイズは枠材料・構造の木/アルミ/金網との絡みで幾つか大小がある。

Helfst braderen werk 02集葉車 

作業員の左に置かれている道具は”背負いタイプの風出し器”。リュックサックにモーター機械部と燃料(灯油?)容器を装備している。手で持つタイプは一般家庭に普及している。DIY=日曜大工のさまざまな道具機器の低価格商品はこの10年でmade in Chinaに限られました。その占有ぶりはタブレットやpcから、スクーターまで全ての市場と同じ…。電動工具MAKITAやHITACHIは"ブランド"で価格帯が異なり、プロが求める。廉価な家庭用/一般は支那商品と言う図式が今後どうなるでしょうか。

吹き寄せられ帯状に寄り集まった落ち葉を吸引している車両は道路掃除のクラシックなタイプです。
この場合、車両3台に10名ほどのチームです。1月ほどの期間でしょうか。東京は世界有数の大都市で、落ち葉コストがどれほどになるか? 落ち葉と言えども公共空間予算の大口アイテムでは。

枯葉をモティーフにアートする人々は少なくない。日本でもヨーロッパにも"落ち葉専科"と言える芸術家がいます。"このきなんのき”と言う楽しいサイトと、数冊の葉っぱ本を上梓する林さんと言う方は見事なスキャン・アート展を開催している。叙情を詠う詩歌や散文と異なる即物的なアプローチながら、何か(something)がある。焚き火は懐かしい。歌も懐かしい。葉のレリーフ良し、スキャンアート良し…

Helfst braderen 02 アルメニア樫

ご覧のようにデッカイ枯葉。コーカサス/アルメニアと言うかなり広域に自生するらしい楢のもの。コナラやナラガシワ、ミズナラと言う日本の仲間に近い樹種ながら、樹そのものは中高木で平均的な葉サイズがこれくらいある。わずか2個体を樹木園で見たにすぎないので、実際の山地でどうなのか確かめてみなければなりません。こんな面積があると、何かにぜひ使ってみたい。緑が盛んな時に柏餅に使う…。刺身を飾り盛ってみても良い…
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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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