ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

Ordinary People 雑人雑名

アッテンボローとBBC  今年はスキー場に雪がない?


視る聴く1/3はBBC(British Broadcasting Corporation)です。時間が許す限り視る冬場のスピードスケート実況を例外として、BBC画面に何故そんなに接するのか? 一つの理由はデーヴィッド・アッテンボロー(David Frederick Attenborough)と思います。30年前の12月5日シンテルクラース祭(Sinterklaas⇔Sint Nicolaas=)の時、彼の本を白髭の聖人が贈ってくれたのです。画像をメインにする多くの著作があり、それは初期の一冊。

その頃テレビを視ることはまず無かった。後に時々 Life of …と言うシリーズに触れてから、熱心になりました。生物を観察してテレビフィルムとして撮る。それだけを彼は60年ほど継続。ロンドンのキューと言う植物園や大英帝国博物館はブリテン人の興味の旺盛さを示しています。映像イメージ時代にBBCがこの民族的志向に力を入れるのは当然でしょう。その推進力がアッテンボロー。同時にTV生物ドキュメンタリーが商いになることを彼が実証した。

彼なくして自然ドキュメンタリーBBCの名声は生まれ無かった。Life of Land「地球上で活動するもの皆」とでも言う概念を構成する要素、植物(木/草/菌…)/動物(哺乳-爬虫-魚…)/海-山-火山-風-氷河-、個々の小テーマをあつめたシリーズ、シリーズを総編集した大テーマ。それら大テーマを集めるとLife of Land になるだろうか。種名attenboroughを冠する樹木と魚それにカビだったか、幾つかがある。映像取材中に発見された新種である。

111203 Attebbrouh 00

ダーウィンのような学者でない。科学と技術を駆使するチームによってイメージを採取。それを一般に紹介する架橋者であろう。勝れたコーディネーターと言ってもいい。国からサーの称号と、英米の沢山の大学から名誉教授職をもらっているらしい。なぜなら全世界の人々が驚嘆、あるいはホーットと感心して見入る自然映像の全てが彼(+彼のクルー)と関るか、あるいは彼の手法と影響を受けている。 それにブリテン経済への貢献を忘れてはなるまい。

膨大な映像の中で、重要なのは彼の語り/解説である。それを全世界の人々が聞いていよう。環境と生態系問題への影響力は計り知れない。60年間、取材現地で木に登ったり、ヘリでトナカイを追ったりしながら、常にカメラに向かって語り続け、なお頑張る人である。

85才で最近、南極にペンギンに会い、崩れ落ちる南極氷河と共に温暖化に触れている。(どこかの頓馬者は、遠くに彼は亡くなっていると思っていた)一度か二度、BBCを離れ自分のフィルム・プロダクションを持つ時期があったと思われる。BBCの企画や予算に乗らない独自なプロジェクトを同時的に行ったのだろう。

111203 No-Snow Climate Change

スイスとオーストリアなどアルペン地帯のスキーリゾートが空っぽである。マッターホルン上部に白い雪渓が見える。だがそこではスキーを出来ない。例年スキー客で賑わうゲレンデに雪は12月初旬にも拘わらず、無いのである。サー・デーヴィット叔父/好爺さんに聞いてみると原因を講釈してくれるかもしれない。それにしてもスイスフランは円の様に高騰してスイス製品が馬鹿高になり、輸出が激減。それに重なる冬季観光産業へのパンチ。

南極氷河が崩れ落ちる状況と呼応するかのようにアルペンに雪が降らない。信州に雪が降らないことがあったが、今年はどうなのだろう。オーストリアとスイスに多くある峠は12月になると通行止めになるが、車が問題なく今週行きかい出きるそうである。

スキー・インストラクターはさすがに地元スイスを知るプロである。急傾斜の砂利場を初雪のようにダンスしながら滑る。雪が無くても、プラスティック芝生と同じで、豪快なグリンド・スキーが出きる。宣伝なのか、宣伝でないのか、一寸分からない。

2010と2011

雪が無ければスキーファンは来ない。雪が降ればスキー好きはすぐさまに出かける。なぜなら今年は通貨危機による低迷のため、普通なら前期終了時から入る予約がガラーンとしているのです。そのため価格が落ちる。1/3も安く上るなら、真のファンは他を切り詰めて滑りに出かけるのでは…。激しいスキーリゾートの季節になりそうだ。
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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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