ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

Nature 雑草 フローラ/ファウナ

愛され、詠まれ、歌われるブルーベル(The Bluebells)の花々


この一月以来ときどき立ち寄るサイトがあります。http://…をコピペして文字羅列行だけを指示するのは管理さんに極めて失礼だ。そう、この場合思います。"二木紘三のうた物語”でぐぐってください。二木さんと言う方は音楽にもベラボウに詳しく、(存じませんが恐らく)ご自分で弾かれたMP3を配信していらっしゃる。良くぞこんな素晴らしい方が世の中にいる…、と尊敬申し上げる。

二つの木と言う苗字はどの地方に多いのか? フタツギと読むそうです。ニキ読みの家系もあるようですが、二岐や二又の例のように`フタツ`が好まれた結果かもしれませんね。

サイト主催者のフタツギさんは一つの歌を必ず解説される。"蛇足"と題し、歌に絡まるいろいろと、多くのエピソードや曲成立のいわれを紹介され、ウワァッと手品を見ているような気分、そして啓発されます。文字通りの「蛇足」と言う設定にお人柄が感じられる。こうした才能ある人がまぶしい。とりわけ音楽なさる方には可笑しいながら、"もしもピアノが弾けたなら"と言い"でもやっぱり弾けない"悲しさに私は陥いる。

数々のメロディーが懐かしい。ジャンルは童謡/唱歌/内外の民謡/流行歌、あらゆるメロディーを含む。訪れる方はたいてい功と名を上げた方を含め、メロディーと思い出と来歴を交差させながら、歌を愛する人々。たまに若い人も混じる。訪れる方の感謝を込めた書込み欄がまたホカッとして面白く魅かれます。見知らぬ方の生き様を垣間見ることがある…

ここには誰も書き込まれない。小難しい理屈をこね、ウン臭いブログだと諦めつつも、二木さんの歌物語から何か暖かいものをいただけるやも知れぬ。と言う塩梅で、私すら微かに聞いたことのある「スコットランドの釣鐘草」コメント欄に以下の問答を書きました。ブルーベルと呼ばれる花たちを整理する機会になったのです。

もったいないと言うわけでなく、一杯の画像を添えるのが本ブログの特徴なので、二木さん投稿欄への作文をコピペして、その間に画像を挟むジ・オブザーヴァー流に仕立てます。
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ネス湖周辺やラッガーン、エディンバラに咲くthe sweet blue bellsに詩人グラントは親しんでいたんですね。ヒヤシンス科ヒヤシンスモドキ属にnon-scriptaがあり、最近6~7月にさえ群生するのにお目にかかります。確かこの20年、移動も採取も激しく禁止され、大事な野生種のようです。北国の寒い土地に出るラヴェンダー・ブルー(だそうです)の植物。私には青色が勝ち過ぎるように感じられます。少し明るく薄ければ、恋人に寄せる歌に相応しい…そんな気分がします。

釣鐘草の歌問答 Hyasinthoides non-scripta Collage 010

キキョウ科釣鐘草属(Campanula)にやはりブルーベルと言われる一群があり、最も親しまれるのは大陸側でクロッキェ(小さな釣鐘草チャン)などと呼ばれる種。20センチ高で小ぶりの草花。野生種に薄い青/青/薄いピンクまで花色があり、楢の根付近やオープンな野原に可愛く咲き誇ります。アン・グラントはこちらを恋の野性味としてイメージしているような…気がします[恋焦がれるとは人の野生面では…]。スコットランドのブルーベルと言うのがこちらに傾くようです。

Campanula rotundifolia Collage 010

眠り草さんとイサコフスキーさん問答の"谷間の百合"は仰るように[Lily of valley]を念頭にされた作詞でしょうね。[日本人に定冠詞発想はないのでthe抜きで充分、理解しております] 昔ユリ科(今はクサスギカズラ科に移籍)スズラン属仲間の主要3種は欧米日に上手に配分されて感心します。園芸種に青っぽいのがあり(困り)ますが、可憐な白い釣鐘草で、非常に親しまれています。

ドイツスズランと和名を貰っていますから、森鴎外の頃の知見かも知れません。上二つのように寒いスコットランドは言うまでもなく東のコーカサスあたりまで自生するそうです。やや湿り気のある林床に勢力を張る様は見事。我が森にも生えてまいる。アンは触れていませんが、この白い谷間の百合も充分に歌詞主題と、メロディーに合うのではないでしょうか。

釣鐘草の歌問答 Convallaria majalis  Collage 010

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以上がフタツギ(二木)さんサイトへ投稿した駄作文コピペ。この三つのほかにVirginia Bluebellsと言うシソ目ムラサキ科の青い草花がある。正面から見ると、一見アサガオっぽい。白い毛が茎やあちこちに目立ち、北米で人気が高いそうです。このブルーベル仲間が日本に多くあるようです。植物園の花壇にて見たことがある。しかし欧州自生で無く、帰化野生種でも無く、upするのは控えます。

これに近いのは地中海沿岸から北に上ってきた同じ科に属すボラージュと言う雑草でしょうか。毛がボウボウの50センチ高になり、キュウリそっくりの香りを持ち、花弁ごと砂糖漬けの商品が知られる。数年前どこかの野原で種を採り、ばら撒いたのが前庭に居付きました。地下茎で増えると言う気がしますが、未だ未確認。探してあれば、明日に画像を貼り付けます。

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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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