ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

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Terrorism テロ

異常ゆえに罪を問わない精神鑑定に疑義あり キャンプ地のテロリストと佐川某 

昨年夏の盛り7月22日オスロ郊外ウトヤ湖の孤島で、反イスラム思想の持ち主べリング・ベライヴィッキ (Anders Behring Breivik32)が社会民主党青年69人を射殺した。ボートを駆らねば来られない場所だから、その船を準備していた。ヘルメットをかぶり警察官風なユニフォーム姿の彼はウトヤ湖へはオスロから予定通りに着いた。1時間余の道中、車のラジオでオスロ市内の騒ぎを伝えるニュースを聞いていた筈である。

Norway dader & stadgebouw

爆発は午後3時17分過ぎ、オスロ官庁街で起った。爆薬は主要官庁正面玄関に停車した車に隠されていた。首相官邸/法務警察/石油エネルギー/健康介護/通商産業省らの区画である。国家の中枢を威嚇すると言う意図は明白。

一人の男が車を離れ2分後に作動したから、クラシックな時計仕掛けだろうか。飛散物で血まみれの人、逃げ走る人々、ベルギーのラウクと同じ真昼間のテロ現場が出現した。テロがまさかオスロで発生するまい、と多くの国民がラウク(リェージェ)市民と同じように考えていた。[2011/12/17リェージェの悲劇]

彼の動機は反イスラムと言う政治信条である。このままイスラム教圏からの移民を許し続けるならば、欧州はユーラビアになる。これをドイツと各国にあるネオナチ・グループなど過激セクトはネガティブな語彙として用いる。アラブザイゼーション(アラブ化)またはイスラム化される欧州を意味する。Europa+Arab=Eurabiaと言うわけ。

元はアラブリーグ(シリアに監視団を派遣するアラブ諸国グループ)と緊密な協力関係を築くと言うニュートラルな言葉だったような気がするが、左派か右翼グループしか用いないから、一般にキリスト教圏がイスラム教に侵食されるイメージとして受け取られる。

蘭国の場合、自由党党首フェールト・ウィルデルスは反イスラムを掲げて、一人の党から30を数える第2党に跳進。一躍、政界の一部を占領した彼は金髪をもじって、ゴールデンボーイと揶揄される。揶揄するのは軒並み支持率を下げた左派野党である。彼らはマルティ・カルチャーと言う多民族融合政策を掲げる労働/社会/緑などの政党である。

左様な標語が現実に実現しているか、私は知らない。夢のお題目になっている気がする。昨年メルケルオバサンがドイツ国内の一向に融和しない実状を認めている。移民先文化に馴染み、その言葉を二つめの母語と出きる(主に)イスラム圏出身者がどれほどいるだろうか?2世は言葉を喋れても、イスラム習慣に固執する場合が多い。

偏見との相互関係にあるが、大量のモスリム・ゲストアルバイター期から数えて半世紀以上たつのだ。同じ卵から生まれたキリスト教ゆえに、イスラムの強い仕来り/行動様式が離反現象を起こす…? 子弟の教育、犯罪率と失業率の高さ、さまざまな社会問題を引き起こしている。

女性割礼の禁止法案が検討されるほど、イスラム移民社会の(女性の)健康厚生と人権が虐げられている。また娘の婚前性交を知った父親が家系/家族の名誉を汚したとして娘を殺す、と言う名誉殺人が起る。祖国の貧しさから逃げて来た人々が祖国の精神・宗教的高みを移民先のそれより優先する(支那からの移民も同じ)。モスリムの誇り高さを私は尊重したい。だが、自由で民主的な社会に於ける個人の自由と自由な恋愛を認めないイスラム原理に承服出来ない。

ブルカ禁止(頭部を完全に覆うイスラム女性衣)をうたうのはフランス政府で、EUの概ねの方向になるだろう。フェールトの自由党は顔だけを露出させるイスラム女性の公務員採用禁止を提案している。蘭ゴールデン・ボーイもノルウェイのブロンド青年も、イスラム侵略に断固戦う姿勢は同じである。イスラム女性の被り物すら、彼らに取ってEnough is enoughなのだ。

イエンス・ストーテルベルフのノルウェイ労働党内閣は6年になる。移民に厳しくなったとは言え、EU標準と言うか”労働党的”路線だ。それは移民を”積極的”に受けとめてきたと言えよう。ベライヴィッキの戦術はこの労働党路線を根絶すること…。次代を背負う青年がウトヤ湖夏季キャンプに集まる。絶好の機会である。非業だが、使命のために悪は断罪されなければならない。

べリングは目的を果たし、警察に発砲せずに、従順に現場で逮捕された。同世代のテロリストであるラウク市民アムラニは現場近くで自殺を遂げた。いずれも拳銃収集をしているが、オスロ市民の思想的目的性、または動機ははっきりしている。ベリングにやや三島由紀夫に通じる準備や自己統制力を感じる。

Norway Flag  map

彼の精神鑑定を行った専門家グループは犯罪責任を問えない異常者の判定を下した。31年前パリで、好きになったオランダ女性ルネ・ハルテフェルテ(20)を殺し、切断して冷蔵庫に保管。それを生やバター焼きなどして美味いと食った日本人がいる。同胞の私はゾッとして、気分がおちこんだ記憶がある。同棲パートナーはルネと同世代同胞であったから。

犯人・佐川一政は資産家の父親手配のフランス高名弁護士の手腕によって、精神異常の判定を受け国外追放を受けるに留まった。佐川は収監されず実刑も受けなかった。現在、自らの非道を売り物にしつつノウノウと生活する東京都民であるそうな。日仏両国は法治国家の筈。罪を問わねばならない。同時に娘を失った両親/家族の失意/怒りを推して知るべきでは。

私がルネの父親であるならば、犯人を処罰すべき戦うだろう…あるいは復讐の為に銃を懐に東京に向かう夢を描くだろう。これにはオスロのベライヴィッキ君が監獄から同意してくれる。曰く:私は罪無き同胞を殺したが、それは祖国をイスラムに売リ渡す思想を断罪するために止むを得ない選択だった。佐川は思想も何もなく、女の尻を追いかけ、断られたので○○して殺し、ついでに異常グルメ趣味を実行して、それをアレンジした屁理屈によって法を悪用して”無罪”をでっち上げた殺人者に他ならない。

日本人が欧州女性をあやめる例は2007年7月・ブリテン英会話講師ホーカー事件が知られる。精神鑑定の有無を知らないが、犯行者・市橋達也は普通の正常人と思われる。性的動機は佐川と同じだ。精神異常者ゆえに、行為の犯罪性を問えないと言う法論理は、佐川に該当すまい。弁護人が戦術で巧みにでっち上げた結果だ。

いずれも救済に値しない人たちだ。ヘラヘラしていると伝えられる某佐川に、必死で生き残り施術をほどこし、その日サヴァイバル暮らしをしたと言う某市橋のツメノアカを飲ませるべきでないか。同じ殺人をしながら、一方は責任取らず感じず気まま自由に暮らし、もう一方は不自由な無期懲役である。諸君、おかしくないか?

もしも資産家ドラ息子が本物カニバリズムで、誠の精神異常ならば、既に何度も殺人を犯している筈では…? 帰国して30年のんきに生きている事実が彼の”普通人”を証明する。パリで血迷ってなした趣味を兼ねた芝居が問われねばならない。神の裁きに時効はない。裁かれ収監されるべきである。

一方、オスロの格好イイ大量殺人の初めの精神鑑定に疑義が出された。亡くなった69名と負傷者の家族が別の専門家意見をまとめ、正義と公正なる裁きを主張しているのである。ベリングに屁理屈をたて裏道を使い、法を潜り抜ける弁護士が付いていると思いたくない。そんなかつてフランスで許された法廷戦術をノルウェイ大部分の人々が許さないだろう。

恐らく彼自身もそれを望まないだろう。言い方がおかしいが、彼は彼自身の正義を実行したのだ。あたかも赤穂四七浪士の討ち入りのようにだ。逃走も自殺もありえず、お裁きの場で自らの主張を堂々と述べ、その判決に潔く従う積もりと思われる。
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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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