ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

Nostalgic Melody&Film 懐メロ&フィルム

Chiyoko Shimakura &YouTube   Dominique Strauss-Kahn & カルル大帝

YouTube, Face-book, Twitter (諸語これら類似版を含め)の中で、もっとも親しまれているのはどれか? 娘・息子とその世代は目的に応じ、全て器用に使っているようだ。年齢・職業によって違うのは当然なれど、私が言うのは一般的な人々で、マア50~70代の方々。[いずれのSNMも数百万の利用者がいると言われるから、ナンセンスな設問だけれど…] 

ただ見るだけで良いと言う意味でYouTubeが最も親しまれていると思う。逆に言うとFace-bookとTwitterって何? 知ってはいるが、書いたり画像を送ったりする手間がいる。つまり受け手で充分なYouTubeファンが圧倒的という印象を受ける。画像には地球上に存在する全てのアイテムが揃っている。全く知らなかった主題や出来事を、閲覧できる。インタネット以前にどんな万能者にも見ること出来なかった内容と映像をだ。

Shimakura BW


尖閣諸島問題のヴィデオが紹介されたのはYouTube。支那漁船、実は共産工作員による日米安全保条約への揺さぶり、あるいは海底埋蔵石油に関しUSAとChinaとの利益絡みでのんきな日本がもてあそばれた...、これが共産支那に対する日本人の眠りを覚ました…。YouTubeの功績は大きい。公開した海保員に敬意を表する。アラブ蜂起に果たし、果たしつつある画像は歴史すら作る...。

ユーチューブの日常的役割について、今の小中学生にすら当たり前になっている。エンタメ世界ではスター誕生の確実なベースになりだした。主婦にとっては料理の腕を世界に示す場である。従来の印刷メディアにとって、ユーチューブ手法で動画を記事に並べて掲載するのはもはや標準である。50以上の不器用世代にYouTubeを筆頭にこれらSocial Media現象は、なお信じられない気持ちを持つ人が多いかも知れない。

私は郷愁に駆られるタイプdaだから、こうした雑文書きの場合、雑用しながら背後でYouTube演歌/唱歌をしばしば流している。典型的な根無し草の雑人なんだと自分自身で納得。演歌が好きとか、ジャズファンだとか、そう言うことは一切無関係。母さんの歌、これ、かなり新しい歌らしい。やはりジンと打たれる。我が母親は96歳で昨年逝きました。太い毛糸で靴下・手袋からセーターまで編んでくれたのを思い出す。

小学校唱歌の幾つかにも、二宮尊徳像が立っていた小学校校門の風景を思い描いたりできる。寒い朝と言う小百合ファンに見逃せない歌は、チョットぎこちなく上手と思えない。けれど、あんな誠実純情なスターは最後なのではなかったか。歌に限ってYouTubeを見るわけで無い。歌に限るだけでもYouTubeが50~世代日常へ与える意味は小さくないだろう。

想う人には嫁がれず
想わぬ人の言うまま気まま
悲しさこらえ 笑顔を見せて
散るもいじらし 初恋の花<


昭和30年歌謡曲、西条八十(ヤソ)作詞「この世の花」の二番の歌詞。島倉千代子デビュー曲だそうで、さびが付いていそうな歌。今はおばあさんの彼女が歌うと、こうして耐え続けた結果、仕合せな老境になったのよ...と言う塩梅に聞こえる。

もう一つの感想は日本に限らずここ欧州でも想う人に嫁がれず、にも拘わらず一生を笑顔を見せて生きた女性が多かったということ。想わぬ人の言うまま気まま、と詠うのはさすが詩人。昔の男の側から言えばそれは不思議でもなんでもなく、当たり前の行動だったと思われる。英蘭独家庭に、いかに亭主関白が多いか。亭主による妻への暴力沙汰は日常茶飯事。その訴え電話ラインがあり、時に安全のため女性側の避難措置が取られるほど。

男の横暴と言うのはフランスでもイタリアでも当たり前のことで、現にベルルスコーニ老メディア王のブンガブンガ・パーティとか、DSKと略する国際基金の前親分振る舞いとか、古代から中世を経て現代までの伝統を引き継ぐ御仁がぎょうさんおりますな。

DSKはDominique Gaston André Strauss-Kahnの略称。過去数週、時の人。莫大な弁護料を支払ったお蔭と言うか、その高名な弁護人手腕によって一応、米国訴訟から逃げられたフランス社会党に属する人。 自国に帰ると、若い細身の時代のハラスメントと言うか、腹するイヴェントによって幾つかの訴訟に対しなければならない。社会党大統領候補に返り咲くのは難しい。

Karel 1 in Bohemia

ボヘミア首都に立つ青銅像: ヤンか息子カーレル1世と思われるが?  右:カルル大帝(742/748-Aken814)

彼をけしからぬと(乱暴されたブラック女性に同情を禁じえないが)私は思わない。彼は卑しくも8世紀半ばから9世紀初頭まで現在の仏独のおおかたを支配したシャルルマ-ニェの末裔の末裔、と言う気がする。御存知の通りシャルルはよく聞くフランス名。マーニェはラテン語だとMagnusで、いまどきアイスクリーム大盛り商品なんかに使われている。品格を落としていますが、要は大きいと言う意味。

つまり"大シャルル”で、立派な治世をした王様だった。ドイツ風に書くとCha→KですからKarl、仮名だとカルル、つまりカルル大王。ピレネー山地からエルベ川まで、東はボヘミアから下ってイタリア大部分を領土にするフランク王国の最大図版を完成させた。この領域が後のヨーロッパ共同体にほぼ重なり、言って見れば現在のEUの元祖を作った人物。

言うまでもなく性力に抜群な英雄に嫁いだ妻は6人。居城はどこだったか、あいにく知らない。戦いに多忙で一箇所に留まれなかったのではないか。Achenと言う古都に彼が寛いだと言う湯桶場があり、美しい女性たちに囲まれていた...。21世紀は湧き水を温めて快適な温泉になっているが、8~9世紀の頃はひょっとすれば充分熱かった可能性もある。温暖化と寒冷化の繰り返し説によれば、1200年前の地球は温暖化だったかも知れない...

閑話休題。DSK氏の風貌を伺うと、そう言う気概が感じられなくも無い。ニューヨークの初日裁判において、彼は一言も言わない。髭が育ち頬がやや落ち、しかし眼光は鋭く、この危機を乗り越える意思が感じられた。不幸にも彼はハラスメントや”強のの姦”を堂々と訴える勇気ある女性時代に生まれてきたと言うこと。許されないと言う法を知っていても、男の野性が彼にまだ眠っている。フランスは(イタリアも)、この意味で恐ろしく古臭い男社会かも知れない。想わぬ人の言うまま気ままのじっと耐えるようなしとやかな女性観がまだ価値を持っているのだろうか。

半世紀近い前の日本はどうか。 西条八十の三番目の歌詞をご覧あれ。

君のみ胸に黒髪を
うずめた楽し 想い出月夜
よろこび去りて涙は残る
夢は返らぬ初恋の花<


追記::
原文を送付すると次の赤色の警告があり、公開されません。
「→ →わいせつ、もしくは公序良俗に反すると判断された表現が含まれています」
”表現”ではなく、語彙・単語によるチェック。ソフトの改良がのぞまれる。
止むを得ないので、助詞などをいれカモフラージュしてみました。

[記:2011-07-14]
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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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