ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Miscellaneous Human History 雑史/外伝

ボヘミアの冬 外伝1


七月の師走。大の月で31日だから、師走と言っていいのかな??
日本と欧州との年代あわせみたいな雑文ばかりで、申し訳ありません。葉月と言う"葉”がつく月を前にチョット年代合わせの間に思い浮かんだことを書いてみます。

ボヘミアの冬は修辞語句として使えそうだということ。

ボヘミアの冬にようやく到着したエリザベスはそれゆえに「冬の女王」とアザナされます。旦那はすると「冬の王」になりますね。私の関心はどうしても女性の方に行きがちですから、ある意味で馬鹿馬鹿しい専制君主史に過ぎない欧州歴史に女性を出す視点がほしい…

Pražský orloj 1 copy

ボヘミア冬の女王、と言うと小説の題になりそう。彼女は上画像の建物と天文板を見たと思います。同じように雪がちらついていたでしょう。プラツスキ・オルロイがチェコ言葉の仮名として良いかどうか分かりません。プラツキのほうが近いかも、これはプラハの意味で、オルロイは時計です。
[スラブ系言語に現れる接尾詞のような--skyって何なんでしょう?]

ウエストミンスターから見上げる大時計はただの時計。しかしこれはただの時計で無い。初めてお目みえした14世紀、物見高い人手が集まったそうです。もっと知りたい方はこの綴りでググって見て下さい。詳しい観光案内ブログが沢山あると思います。

ガリレオより有名な天文学者は少ないですね。コペルニクスなどと並んで、ローマの権威に向かい、科学的真実を示した人ですから、ニュートンやアインシュタインなど歴史上100人科学者リストに入る。フィレンツに行くと、彼に関するいろいろな事物がありますね。

エリザベスは高名なこの科学者を知っていた筈。同時代です。GGと言ってガリレオ・ガリレイを思い浮かべる人はいないのが残念。MMと言うとイタリアでも日本でも答えがかえってくるかも。甘くしぶい演技によってソフィア・ローレンと共にイタリア映画を芸術っぽく味付けしたひと。マルチェロ・マストロヤンニが元気かどうか...多分天国のエグゼクティブクラブでGGと並んでいるのでは。

星好きマニアの方なら一発で、流れ星を見るように夢の溢れる話をしてくれますね。スミレや蝶々に打ち込むファンと同じで、GGが星の運行よりも最初は望遠鏡のメカニズムミ研究に打ち込み、それに区切りをつけてから試作品を空を向けた、、、といった余話外伝を聞かしてくれます。

プラツキ・オルロイのクロック・ワークは大きさもあり、また大パネルに小パネルを重ねる運行カラクリを備えていますから、初代技術者イタリア人は苦労したと思います。搭外壁に取り付け、機械部はもちろん内側で、初めしょっちゅう故障したそうデス。

金属(でしょうね?)パネルに描かれたイラストはガリレオの情報を生かしていると思います。年代あわせをしていないので確かでありませんが、傍にカルルの大学があり天文学の教室が在ったはずです。故障による修繕機会があるごとに、アップデイトされたと考えるのが自然ではないでしょうか。

二つの小窓から見えるオブジェクトがすべて彫像かどうか全く知りません。我慢して注視するには、ボヘミアの冬で辛かったから。素人に良く分かりませんが、回転盤にオブジェクトを乗せて、時計部と連動させているようです。この仕掛けすべて、1620年頃に在ったと聞きます。エリザベスの長男はさぞ目を凝らしてみたでしょう。回転する動く面白さは次男にも分かったことでしょう。

全く理解できない言葉が話される異国ですから、子供達も母親も地元使用人とコミュニケーション出来ません。迎えたお偉方とも通じにくかったでしょう。エリザベスにとってドイツ語に慣れるのもままならず、ハイデルベルグ宮でも浮き上がっていたと言われます。ましてやボヘミアに突然やってきたのですから、なお疎外感は強かった...。

しかしチェコの春、プラハの春は素晴らしい。プラハの北東にモラヴィアが張り付いています。ボヘミアとシレジアと共に長く共和国を形成する歴戦の地方と言って良い。北側はスキーが出来る山地が広がる。モラヴィアの春も美しい。夏だったか、毎年オートバイのチェコGPが開催される町・ブルノがある。バック・サイクリストの32段や24段ギアの高スピードで、プラハから4時間ちょっとかかるらしい。そこから真南に漕ぎくだると2時間でウィーンだ。

オーストリアのハプスブルグの本拠地から、そんなにプラハは近いのです。西のミューヘンと東のウィーンからの軍兵達が春から夏にかけ、行軍テンポ軽快にプラハに小競り合い戦闘を仕掛けてきた...。オーストリア航空を利用すると、サイクリングの目線と違い、連続して続く緑の広がりにその位置関係を捉えることが出来る。夏陽をあびた森林地帯は濃淡を添えて、爽やかで美しい。

GG写真と言うとガリレオ・ガリレイの宇宙天文関連と紛らわしい。ここではググル方の成層圏から急激に一つのポイントにズームダウンする写真のことです。そのGG画像と同じ下界に、高速道や普通道路、きっと昔からのローマ街道を含めて、それらインフラストラクチャーが白く見えるのです。ようく目を凝らすならば、プラハに向かう盾と槍を抱えた鎧の騎馬団が見えるかも知れない。
-->

[記:2011-07-01]
関連記事
スポンサーサイト
Comment
Trackback
Trackback URL
Comment form













管理者にだけ表示を許可する

Profile

ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
この記事にリンクを貼る

Designed by Shibata

タグリスト

access
access online
現在の閲覧者数:
Latest trackbacks
Search form

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。