ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

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Nature 雑草 フローラ/ファウナ

なかば の きさらぎ 二月十五日

雪が残る森をサクサクと午後の三時間のんびりと歩いた。その間をつなぐ住宅街に沿うアスファルト道で↓の光景に出合う。日本出自の桐の若い木だ。桐について藤原定子(フジワラテイシ/サダコ)に仕えた清少納言が記しているのではないか。あるいは歌を詠んでいるかもしれない。しかし微かにそんな気がするだけで、全く定かでない。

蘭2代目国王ウィレム2世は嫁選びにやや苦労し、ようやく1816年ロマノフ家パーヴェル1世の7子/5女アナ(Anna Paulowna 1840-1849)を迎えた。Paulownia tomentosaは桐の学名で、アナに因んでフィリップス・フォン・ジーボルトが命名したと思われる。tomentosaは部位のどこかが`毛に覆われている`に用いられる。桐は既にジーボルトの前任者によって欧州植物好きに知られていたが、蘭国・東インド組合会社帆船の船荷にしたのはジーボルトだろう。
     Feburari 15 C
如月なかばに桐はどっさり果実を付けている。千年前の京都も同じ景色を見られたのだろうか。

マンネンタケ属の台座キノコの一つ。学名 Ganoderma applatamu 30~40㎝巾。日本列島に在るかどうか不明。上下面いずれも白いが、上面はたいてい苔/地衣類に覆われる。また上の仲間から落ちてくる胞子によって薄茶色になる。昨年からずっとこんもり雪帽子。
      Feburari 15 B
桐の果実一個中に2~3千の種子が入っているそうだ。中央上部の明るい黄土色の塊は花芽(♀)と思われる。五月にドォーッと紫花を出す。蕾を付けるこの枝はどっさり果実の枝とはっきりと違う新枝である。

Bachは小川の独語彙。Brookは小川の英語彙。いずれもそれぞれ土地で軒並みな苗字である。蘭独境いの地域にバッハさんは珍しくない。ちなみに末っ子共暮らしガールフレンドの両親はライン川に注ぐ小川沿いに住み、数あるバッハ家の一つ。
     Feburari 15 A
毛の膨らみが昨年15日より幾分小さいだろうか。1月も2月半ばの今日までも冷たく寒かったのだが、セイヨウブナ冬芽の内部では、春に向かって準備が進んでいる。柔らかな毛の内側に葉芽と花芽が収まっている。ブナ冬芽のすべてが混芽かどうか?確認したことが無い。↓は3~4月の葉だしと芽出しの様子。
      Fagus sylvatca Cor 01

寒さがぶり返し、温暖化の近年にあり、2012~13年の冬は30年前のような稀な冬らしい情緒を感じる。昨日、東京の従姉からメイルが届いた;
日本列島こちらも寒いわよ! 互いにご同慶の至り也。

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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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