ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

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Euro crisis 通貨危機

Referendum & CEO`s income そのⅡ [ワンサカ富豪が出る理由]

昔ドイツ;Wehrmacht Kraftwagen 軍用車両(将校専用)。67年前も現在も基幹産業。
     文末参照→スザンネ・ハンナ・ウルズラ・クアント。
 
   BMW 03

欧州連合加盟国の政権担当全員が2月28日末にブリュッセに集まり、2年前からの懸案事項の合意に達した。金融業経営トップのボーナス額は定額年俸の2倍を超えてはならない。来たる4月に正式決定、2014年から施行実施される。このEU方針はスイス連邦,先ごろの国民投票提案と一線に並ぶ。

リーマン・ショックの大津波によって、2008年例えばアイスランドやアイルランドで日本バブル破裂と同じ事態になった。通貨クローナは円に対し急落、円建て住宅購入したアイスランド人々は破産に等しく購入家屋から追い出された。アイルランドでも湧きに沸いていた住宅投機は氷点下になり、失業者が急増。震源地の米国と同じ状態に陥った。

  The City
      欧州金融中心。 上;The City 遠景  下;Bank of England

続いて上二つの国と緊密な関係に在る銀行が傾いだ。互いに貸し借りする欧州銀行の経営と財務内容が露出されて行く。手持ち資金の100倍貸出しと言った例に見られる融資実態。連鎖的に住宅金融や高金利で顧客を釣った銀行のパニック資金引き出しが発生、不安が現実になり倒産が続き、大銀行は国家移管された。巨大銀行不安が起こると、欧州/世界は壊滅するだろう…と言う切実な理由によってどの国も必要資金を融資、半ば国有化と言う国家保証を与えなければならなかった。

王様連合のUnited Kingdom (UK)では、最大銀行 の香港上海銀行(HSBC)とロイヤルバンクオブスコットランド(RBS)の二つ大手も住宅金融銀行等と共に 国家融資(税金)を要請して受け入れられた)。前年に蘭ABN-AMRO買収によって資金不足をおこしたRBSはリーマン連鎖で二重苦に陥り、経営陣の無様が明るみになった。サー称号CEOの辞任は避けられなかった。彼を支えた重役陣は議会公聴会で、無責任経営実態を淡々と告白するのである。

ロンドンの一角Cityは欧州金融の中心である。世界の大銀行が軒並み出先を置いている。City銀行間取引の標準金利(Ribor)の非法操作スキャンダルで、資産量で世界有数バークレイズ銀行の当時CEOボブ・ダイアモンドは2012年30ミリオンポンド(円安になり現在40億円ほど)を稼ぐ予定だった。不法商いの責任を取り`切腹`したが、30に代えて10近い`退職ご褒美`を懐にして、税金おおかたを持つブリテン庶民が呆れかえっている。コモンセンスも良心もないなーと呟く実に`優しい`トゥイーターがいた。[補註1]

2月20日頃ブリュッセルに27ヶ国財務相が集まった。26ヵ国は金融業トップ報酬規制に賛成した。ボーナス目当てで経営者は短期的な利益追求に走る。それが金融恐慌に加担したのは明らかである。手早く業績を上げることが報酬アップに繋がる。そのためにトリックや半ば不法のグレイゾーン行為に走る。公に言わないが、業界の常識と言う理屈が用意されている。左様な悪循環を断ち切らねばならない。その手段がボーナス抑制手段である。

2008年11月に政府融資を受け2013年なお`国有化`状態のロイヤルバンクオブスコットランドのロゴ。CEOのJohn Hourican今年ボーナスは£4m(現時点の5億7600万円)。政府管轄組織でとびぬけた報酬額。「損失計上金融機関トップのボーナスを抑制する」つまり褒美を出すに値しないと言うキャメロン首相の声明にも拘らず…。
      The City 02
ブリュッセルのオズボーン財務相(右縁)。規制案に独り反対したが、26対1で時勢に逆らえなかった。


26ヶ国の同僚に対しキtャメロン内閣の財務相(チャンセラー;独宰相と同じ語彙)オズボーンは、孤軍奮闘した。UKには、金融業ボーナス規制に反対する理由があった。もしもCity経営陣が年俸サラリーの2年分ボーナスしかもらえないのであれば、シティーそのものの価値が低下すると考えるのだ。

英国にとってシティー金融街は国家的利益に関わる。大英帝国はシティーと共に天下を謳歌した。この刷り込み思想は容易に消えない。シティーがマイナス価値になると、国民総生産もマイナスになる。故に自由なボーナス額によって優秀な経営陣を常に集めなければならない。言い換えると、金融専門家への報酬の多寡によって、商い儲け度が左右され、それが国家経済に諸に影響する。利益を創出する人は勝れたマネージャーである。言い換えると、優れたマネージャーに報酬を惜しんではならない。[補註2]

これは哀しいかな、従来繰り返されてきた保守論理である。これをドイツ連邦アンゲラ・メルケルも信奉する。正当な保守だから。彼女の右腕シェーブレ(Wolfgang Schaeuble)財務相はドイツ産業を牽引する企業トップへの影響を恐れ、やはり定額年俸と連動するボーナス規制に反対する。

      BMW 02
 上;メルケルとシェーブレ 下;Bayerische Motoren Werke(バイエルン発動機工場)ミューヘンの3シリーズ生産ライン。同じ3シリーズの工場が支那に稼働した。最も小型廉価なタイプで、1980年代に着地し、30年後もBMWファンで普通の人が購入できる人気車種。支那においては高級車に属しようが、大金/小金持ちが無尽蔵に居るので商い繁盛している。
九月に総選挙を迎えるキリスト教民主(CDU)は、しかし、ボーナス規制の荒波に殆ど抵抗できないと思われる。メルケル-シェーブレはスイス・レフェレンダムから四月の規制案承認までの主要政治課題を受け入れざるを得ないだろう。さもなくば、社会民主SDPマニフェスト「際限のない経営トップ報酬への枠作り」に選挙民を奪われるだろう。わずか一年に何十ミリオンユーローを稼ぐアメリカ式資本家を擁護する政党のイメージを払拭しなければならぬから。

億万長者あるいは富豪と今は言うのだろうか。半世紀の昔は百万長者と言ったように思う。つまりインフレ率が百倍と言うことかも…。さて本稿は、富豪は吐き捨てるほど生まれると言う趣旨だ。とは言え、富豪の定義を私は知らない。億万長者はボーナス込の年俸が最低一億円以上と言えるかもしれない。それくらい稼ぐ人を資産家とか大金持ちとか、羨望をこめて普通人は呼ぶと思われる。

例に挙げたRBS/HSBCはセミ・ナショナル銀行と言える。後者の定額年俸+ボーナスの収入額が£2million以上のマネージャーは190名ほどあり、£1m(1.44億円)以上なら500名余になる。各省庁の高級官僚が内心カンカンに怒っている、と言うのは頷ける。いずれも言わば公務員なのだから。

以上の二つで千名前後の億万長者がいることになる。するとシティー金融街すべて合わせると数千名になるだろう。数千と言うのは2~3千名を意味するが、過去の資料も現時点の信頼すべき出所も皆無だから、実際はもっと多くの億以上の収入者がいると思われる。政治的要請に負け、しぶしぶ公開する年俸とボーナスは数字操作で下限に抑えられる筈だ。

ベルギーでは経営失策のトップ銀行家が退任時に数百万ユーローを受けとり、やはり億万長者ぶりを発揮している。メディアで明らかになると、ほぼ千万の国民があきれ返り、議会は国庫に返済させる方法を議論している[補註3]。議論になるが、実際は何の効果もない。銀行が自ら定めたボーナスとゴールデン・ハンドシェイクのルールあるいは習慣に第3者は干渉できない。出来る場合はスイスの採ったレフェレンダムのように法制化の手続きを踏まねばならない。

組閣出来ない混迷イタリア共和国ではイタリア銀行幹部のボーナス抑制が新聞をにぎわしている。ひょっとすれば、国家中央銀行も銀行ボーナス習慣に染まっているのかもしれない。過去10年、ベルルスコーニ政権だったから、ホクホク報酬が産業界の常識になっていた公算は大きい。大富豪ベル老に続く富豪がとりわけ銀行家に多いために、下院で過半数を得た左派が声だかにスイス法制化に続けと叫んでいるのだ。

沢山ある`狼の砦`と言う町で一番有名なのはニィーデル・ザクセン州にある。ドイツ国民車ビートルズが生れたハノーヴァーに近い町。フォルクスワーゲンの実質的総本山である。イタリア超高級車ランボルギーニ、チェコのスコダ、スペインのシアット、国内ではアウディ―等を傘下におさめ、トヨタと世界一を争う。昨年の伸びは普通なのだが、他欧州メーカー売り上げが数十%落ちたために、目立つ。相当数いる取締役の一人が2011年よりボーナス減ったのが分らないとこぼしている。8億円が7億円になったと言うようなことだ。CEOのウィンテルコーンだけが14億から20億円に増加したに過ぎない。曰く;わずか6億円増に過ぎない。

取締役平均年俸はワーゲン工場ラインの組み立て労働者年俸の700倍と言うレポがある。同じ企業で同じ人でありながらブルーカラーとホワイトカラーの差は人間的比率を逸脱している、と緑環境党議員が指摘。ロンドン金融街の下っ端と幹部との差はこれほどのギャップはない。なぜなら金融企業一般の報酬は他産業より抜きんでて高いからである。

先述のフォルクスワーゲン取締役ご仁はこぼしながらも、選挙に向かうメルケル政権に同意している。ドイツ連邦は欧州1経済力。企業トップ陣は多かれ少なかれVWと同じ`富豪`報酬を得ている。これら多くの富豪も時代の変化に妥協してゆくと思われる。つまり政治的雰囲気/流れが、常識知らずのCEOと重役陣ボーナスについて、トーンダウンした。人間的公平な給与比率に実際なるかどうか、それは疑問であるが…。

15年前ダイムラー・ベンツがクライスラーを買収、ダイムラー・クライスラーに社名変更。CEOは確かシュランプ某と言う人で、独米企業合体の成功により、特別ボーナスを得た[補註4]。とてつもないその額が当時の世界を驚かした。同じ時期トラックメーカー・マンネスマンがインタネット事業に参画、独市場1/3を占有していた。これをブリテンのフォーダフォーンが買収。マンネスマンCEOはこの売却でシュランプに並ぶボーナスを得た。この2例が言わば、大富豪に手早くなる見本になった。買収・合併が盛んになり、巨額報酬を入手して優雅に引退と言うパターン。

こうした美味い汁を狙ったのがABN-AMROの買収ドラマだ。英/白/蘭/西の銀行トップによるプロジェクト。表面はダイナミックな経済活動である。裏面は謀略めいたボロ稼ぎである。関連4か国でアッパレ事業大失墜したマネージャーたちの買収経緯の法的調査が行われた。議会公聴会や特別委員会などが設置され、金融業の`汚い`面が世に知らされる。

現代大富豪の古典的な例はヘンリー・フォードや松下幸之助である。近い例では本田宗一郎もいる。発明家で製造事業を起こし、その努力が報われた。誰もが認め尊敬に値する現代史の偉人。この頃の金融業マネージャーはサラリーマンから組織を這い上がりトップに成った人々。人事だけに長け、一見ジェントルマンと言うタイプ。ヘンリーや幸之助と比べるべきもない雑魚である。自分で必死で起こした事業でない。願わくばラクチンして富豪になろうと言う連中。

Integrität(インテグリテート)これをアンゲラ女史が何度も使った。先日のブンデスターク、ベルリン議会の答弁やり取りである。キプロスとハンガリー財政破綻で忙しい合間の、余談のような大企業経営者報酬についてだ。多少キプロスと関係が無いでもない。彼女のキリスト教民主党CDAや自由民主党FDPへの献金は大企業とその経営陣による。有り余る利益と報酬ゆえに、`インテグリテート`気分で献金するのでは…。

この語彙は政治的腐敗の際に登場する。全ての国で繰り返される。良心・正直・正義・人間性etct..それらが秩序だって個人内部に備わっていること…だろうか。残念ながら、ドイツ連邦にもインテグリテートに欠ける御仁が満ち溢れている。何かにつけて税金をチョロマカス議員に公務員、警察トップに州議会から市町村の役人まで…。

師のヘルムート・コールと並ぶ三選を目指す女性宰相の言葉を翻訳するとこうなる;「選挙に勝つために、どうかトップの方々、御自分に厳しく良心的な態度をお取りください。懐を温めるだけの卑しい振る舞いをくれぐれもなさらぬように切に望みます」。総選挙前の夏までに、天文学的ボーナス習慣を金融業だけでなく一般産業に適応させる何か法律を定めたいようだ。報酬だけでなく、企業の社会責任や行動指針、文化や国民健康・介護面における取組などに及ぶ内容である。

      BMW.jpg
BMW R 75/Wehrmachtsgespann:数多くのハリウッド戦争娯楽映画に必ず登場するつとに知られるサイドカー。ロンメル将軍のアフリカ軍、特に機甲師団と共にこのサイドカーが砂漠で良く機能する。ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」に各種軍用車両が登場してカッコウイイ。冷戦時代のスパイ映画にこのサイドカーがリチャード・バートン演じる主人公たちを追う場面がある。バイエルン発動機製造の晴れ姿である。

スザンネ・ハンナ・ウルズラ・クアントと言う人を2007年テレビで知った。ドイツ公共第1局放映の半ば告発ドキュメントの印象を受けた。先の大戦でヒトラー政権に協力した資本家とその企業と言う筋だった。クアントはメルケル宰相と共にドイツ連邦の代表的女性と言って良いだろう。メルケルより8才若く、バイエルン発動機工場(Bayerische Motoren Werke)オーナーの長女で、遺産相続と油の乗り切った実業家としてドイツ一の大富豪だからである。因みにベルルスコーニの富豪度110位代で、彼女は50位前後。

戦後すぐ蘭国からBMWはBoeren Mest Wagenの略とからかわれた。百姓の糞荷車と響く。占領支配され憎しみは深かったから頷けよう。1960年代半ば、Hans Glas自動車製造会社を合併買収したベー・エム・ヴェーは2輪車に加え4輪車市場に打って出る。スポーツカーレースで腕を磨き、70年代にスポーティーな乗用車イメージを浸透させ、80年代にドイツ自動車産業の雄として名実共に国際ブランドに成長。ホンダと並行する経緯である。ライバルと言うのが正鵠を得ている。

戦争犯罪を犯した企業と言う批判。クアント家はそれを認めていない。と言うか公に Nein oder jaを明かにしていない。BMW筆頭個人株主で最重用監査取締を務めるスザンネ・クアントの発言はなく、誰にも真意は分らない。クアント家族は大富豪を連ね、告発ドキュメント後に調査基金協会を発足させている。そして21世紀に入り、所有する企業群労使の公平な分配を目指すと言う異例な企業姿勢を公にしている。次世代は汚名返上すべき努力しているのだろうか。

メルセデス・クライスラーとフォルクスワーゲンとが、やがて先発BMWに習い、企業社会公共性に転ずる公算が考えられる。すると連鎖的なボーナス抑制気分が好むと好まざるにかかわらず広がるだろう。
スザンネに続くハンナ・ウルズラは親の二人祖母名と想像される。つまりこれら女性たちが一次二次大戦に間接的に協力した雰囲気があるならば、その責めをプラスに変えたいと言う気持ちになるかもしれない。クアント家の富豪たちがメディアに登場するのは皆無であるが、彼女を先頭に彼らは偶然スイス・レフェレンダムのホットアイテムの先を歩いているのかもしれない。

蛇足のように一つ書き加える、富豪がワンサカ生まれる理由が本題であるから。クアント家メンバー例をだすまでもなく、富豪はいまやワンサカ存在する。共産主義を基礎にして成立する支那に於いてこの20年に急増したのだ。2013年の今日、中華人民共和国に一体何十万の億万長者=富豪が存在するのだろう。[補註5]

支那ファンによると、Jiang Zemin(前々主席)とWen Jiabao(前首相 温家宝)の側近と家族に富豪が数多く生れているそうだ。不思議な現象と解するより、北京雛壇に座る連中の巧みなコネ使い/腐敗、そして13億あたまかずを制御できない共産式資本社会の混乱結果であるまいか。ソヴィエト連邦崩壊後にドッと出た1次富豪現象とやや似ているようにも思われる。現在は1次がプーチンに淘汰され、2次富豪時代になる[補註6]。支那の富豪現象が今後どうなるか、誰にも予測できない。ビッグバンのような政治/社会/経済上の爆発が十二分に起こり得る…。

[補註];
1. 参照;2012年7月11日; 拝啓小沢一郎殿 ダイアモンドに続かれよ [茶割焼酎おでん屋 談義]

2.TUC(600万会員を持つブリテン商業組合連盟)の議長フランシス・オーグラディー曰く;全ての労働者が賃金カットを受ける苦しい危機にあって、ポケットを知らん顔でふくらます例えばHSBCトップStuart Gulliverのボーナス£2m(2億9千万円)を許すことを出来ない。
2008年末にHSBC/RBSにテコ入れした労働党政権当時のアリスター・ダーリングは既にその時に、天井を突き抜ける経営陣ボーナスについて激しい批判をしている。リーマンショックが衣替えしたニュー・レイバーを再び動かしたのだ。ブレア―は労働者の党をアップグレイドした。プロレタリアの党でもはやない。シティー経営陣がいくら摩天楼のような報酬を取ろうが、法人と個人の税金を収め、ブリテン経済に貢献するならばし、OKだった。ニューレイバー支持者は豊かな人々にシフトするかのようだった。そして今2013年、新しいし地平がもとめられている。

3.2007年ベルギー/オランダ・FortisグループがRBSとスペイン・Santanderと組み、蘭大手ABN-AMROを買収。その翌年にリーマンショックの波が襲った。三つの銀行連合による無理やり買収が露呈され、それぞれ手深い傷をおう。フォルティスグループ株価はゼロに等しく下がり、バラバラに解体されざるを得なかった。この過程でCEOフェルウィリストのお粗末な采配と共に、取締役陣との株価維持する情報操作が問われた。フォルティスはベルギー/ルクセンブルグ/オランダそれぞれの部分に国有化され、前者はその後フランス大手BNP Paribasに売却された。ベルギー資本の大手銀行はデキシアを残すのみだが、これもスキャンダルで分割されヨタヨタ。

4.Fokker社は世界最古の飛行機製造企業だった。フレンドシップと言う知名な軽快な型番を覚えている方は多いだろう。ロッキードやエアーバス両社大型化の波と苛烈な市場状況によって経営危機に陥った。この機に乗じてシュランプは蘭国の名門を欲した。メルセデス・ベンツと航空事業の2本立ての野心。8千名ほど雇用員と関連会社を救うため、政府援助を前提にした交渉が繰り返され、買収合意に達した事情がある。
だがシュランプ目論見は落墜。蘭政府に税金無駄使いさせ、技術者たちは主にUS軍事航空企業に散って行った。フォッカーは消滅、雇用員殆どは失業。世紀の合併と喧伝されたベンツとクライスラーも相乗効果は出ず、成功と言えな。シュランプの報酬がカットされたと言う話は聞かない。

5.百万名富豪説がある。支那に対する羨望/願望説? それとも百万程度ならば人口1/1000=0.1%ゆえに確率的にあり得る説だろうか?

6.今日もEUは小国家キプロス救済にテンヤワンヤ。露西亜富豪がこの小島の銀行に資産を隠しているのが判明。スイスへの財産逃避はあるが、キプロス`洞窟`に隠すのは名案ではないか。税官も普段一寸考えつかない。大枚のねむるかなりの口座数が確認された。キプロス国家予算を上回る莫大なブラックマネーだとか。財務当局は一種の`封鎖`を行うだろう。ブリュッセルはこうした税逃れ口座に15%の課徴金を取る方針。十万ユーロ(1500万円弱)以上の預金を持つキプロス国民も数%を国庫に支払うようにするらしい。つまり預金額に応じ、と言うこと。数十ミリヤルド(兆)ユーロ援助融資をEU/ECB/IMFが決定するので、キプロス自身も痛みを分かたねばならない、と言うのがメルケルさんの昨日の言い分。ロシア富豪にとって片腹痛いか? 次の駐車地を探すか?
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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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