ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

Oh every day 日々そうそう

マーリオンの日常  [Roosevelt+Busch+Halsema絡み]

2011年7月18日の記事[マーリオンやらレベッカやら…]の前部を分かち以下にupdate。

Rosa canina 04 Hondsroos

野生の薔薇。葉表が縮れている。日本出自のハマナスに酷似。ハマナス園芸種が逸出して野生化しているのだろうか? ニュージーランドでハマナス帰化が知られ、米国南部(テキサス/カンザスあたり)庭から逃げ出しているらしい。19世紀初頭にハマナスが蘭英仏白などバラ`先進`国で栽培された可能性が考えられる…。そんな園芸農家がルーズヴェルト姓を名乗れば、ハマナス由来のUS大統領と言うファンタジー/エピソードがうまれそうだ。


日常と言うのは退屈な繰り返しに過ぎない。
この台詞をあちこちで読んだり聞いたりする。

ハンブルグ友達一家とクリスマスを共に過ごそうと一家で出かけた。友達の上さんが私の相棒と喋っていたのを覚いだす。曰く;「同じ繰り返し、毎日子供達を学校に送り迎えし、買い物をし、洗濯をし、食事を作るのよ。アア疲れるわ~」。辛くて我慢できず、本気で怒っているのでない。久しぶりに親しく語りあえる同業同士の、何気ない井戸端会議の平和な風情。

どちらも角っぽい北東ドイツ弁で喋っているので、そんなに寛いだ響きは(私に)無い。Marionと言う何処にも転がる地名や女性名で、ダントツNo1マリア無数の変化形の一つ。マノンやマリアンは比較的近い。そこではマーリオンとaにアクセントを置く言い方、300kmほど離れている私のところだと2音節目のonを強めるので、なるほど北欧州辺境地が北ゲルマン方言の宝庫だと分かったような気になる…。

しかし例えばUS50州で仮に聞き取り調査すれば、千差万別になるだろう。ドイツ移民が圧倒的だった頃から1世紀経ち、気候風土差と絡めば、舌の動きなぞドッと変る、と地元G大学専門学者が言う。そうか~なるほど、Wブッシュ親子のつぶれたテキサス訛りが証拠のひとつかもしれない。

ブッシュは大西洋を越えて1~2世紀後に名を成したドイツ系苗字。敷地を藪ばかりにほったらかしにして置くと、ブッシュの家と字名がついて、やがて苗字になる。そんな塩梅であちこち転がる地名/苗字である。同じ大統領で知名な苗字はルーズヴェルトだろう。野バラの咲く平原と解するとロマンティックで綺麗に響く。バラの畑と考えるとバラ栽培農家がナポレオン弟治世下で登録した姓。由緒ある家系あるいは貴族名として、それ以前に見られないようだが、どうだろう。

呼び名で言うとテオ(Theodore)とフランク(Franklin)のUS大統領が出た。一世代違う遠い従兄弟同士。と書くと、Wブッシュは親子で、井戸端会議風に言うなら凄いンダ。従兄弟二人大統領の家系綴りはRooseveltで、あのメイフラワー号の清教徒移民以後のブリテン移民の末裔と思われる。オリジナルは van Roseveltや Rosenveltで、ナポレオン全盛前後の蘭→英への移民、と言うか両国ごちゃ混ぜ状況の結果。何々村のバラ作り屋と言うvanはうっとうしいので取り去り、母音o重ねで上手に舌に乗るようにした。アングリカンナイゼーションと言われ、言葉だけでなく多くの分野で見られる現象。日本英語彙、例えば野球用語ナイターに似た移し替えである。

マーリオンとは数年前電話で話した。たまたま同じ名の長女たちが母親になり次世代を産んだ。オマ(おばあちゃん)になった彼女の日常はどうなんだろう? 熟年オバサンの筈だから、子供送り迎えする繰り返しの日常で最早あるまい。アンゲラ・メルケル政権の債務国援助に対し"外目はともかく、自国民に使わず外国援助ばかりなのよ”とオカンムリのようだった。

昨今の日常は、ただの繰り返しで無くなったように思われる。ケーブルニュースが本格化して茶の間に流れるようになった時、阪神大震災の映像が飛び込み、TVを見た独蘭の誰かが親しい日本人に直ぐに見るように電話をかけたりするようになった。

戦車に乗せられたカメラ(マン)からの進撃中の戦場も飛び込んでくる。精密照準による戦闘機攻撃の破壊効果が時間遅れであるが、テレビで放映される。それら報道はしかし、イラク戦のような本格的規模の戦争において激しく管理された。記者は軍にインベッド(組み込)され、半ば演出された戦闘ゴッコをあたかもヴェトナム戦争時代のように"本物”として伝えた。本物に違いないが…。

サテライト24時間ニュース時代に突入すると、戦闘や反政府デモが現在進行形で分かるようになった。今日のアフガンやリビアの小地域紛争は多機能携帯一つで現場を伝える。FaceBook /Twitter/YouTubeなどSocial Network Media抜きで印刷メディアも映像メディアも語れない。わずか半年の流れと言って過言で無い。

バラック・オバマにデーヴィッド・キャメロンすらトゥイートして、政治的リークを勘定しながら様子を見る時代になっている。一方で、不器用で出来ない要人がまだ多い。その違いは政治スタイルの違いになるかも知れない。まだ損得は分からない…とは言え、話題を作り関心を引き、支持者の投票行動を促すのが政治家たる条件である。トィートしない政治家志望は職業不適格者になるのかもしれない。

欧州政治家でもっとも早いTwitterはフェムケだ。Femke Halsemaと綴る人で、今年やめた蘭グリーン環境党々首。キャメロンやエドワード・ミリバンド、本日渦中の人Rebekah Brooks等と数年以内で括れる世代。

沸騰中の政治課題に気軽に"つぶやき”政治的意思を伝える。様子見でもある。これがが直ぐに既成メディアに流れるので効果抜群である。彼女は同時に勝れたディベーター。資料を読みこなした議会討論を展開する。あるいは後に、欧州政治家一つのスタイルの元祖と評価されるかも。環境党が場合によって紛争地域への軍事進出政策をもつこと。左様な現実未来性を示し、一休み後の復帰を期待する人も多い。

とは言え、ソーシャルメディアと極東・日本の政治家との関わりがどうなのだろうか。地元利益と地盤、あるいは議員半分が世襲のような日本`家庭事情`から離陸しつつあるのだろうか。

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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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