ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

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Ordinary People 雑人雑名

アルゼンティン話についた尾ひれ; 魔女とロバ 

ウルグアイが何処にあるか? 直ぐに分る人は南米通に違いない。南米で下から2番目の小国土を持ち、ブラジルとアルゼンティンに囲まれたウルグアイ川東に位置する。この`東=オリエント`を国名に含む人口330万余の小共和国。大統領 José Mujica(78才)が昨日、面白いことを言った。

アルゼンティンと同じスペイン植民地だったから、言語も習慣も互いに酷似して、日ごろ気楽に付き合っているのではないだろうか。大統領ふたりが並ぶ下の画像から、それは良く伺える。

左;Cristina Fernandez de Kirchner and the Mothers of the Plaza de Mayo
Kirchner 03
右;ホセ・ムヒカ(José Mujica78才)とクリスティーナ・フェルナンデス-キルッヒナー

式典か何かだろう、雛壇にウルグアイお歴々が並ぶ。ホセ・ムヒカ大統領が隣の人と無駄口を叩いている最中に起った。マイクがオンのままで、彼はそれに気づかなかったのだ。マイクOn私言はチャールズ皇太子初め、沢山の例が知られる。要人から庶民まで、普段の感覚/思いがそのまま出るので、たいていの場合`ご愛嬌`に終わる。哀しい葬儀の最中に、下らぬ映画の下手話に興じているとか、誰かの悪口を言うとか、それがスピーカーから会場に流れる。経験した方がいらっしゃるだろう。

クリスティーナは年老いた魔女やね‼ このホセの台詞がスピーカーから聞こえてきた。ついでに彼女の若死した旦那について曰く;片目で奴さんはかなりの政治手腕を持っとった。けどロバ並みの融通の効かん、頑固もんやった。``ごもっとも、当り``と誰もが納得したのではないか。

魔女云々は59にして若化けメイクアップ絡み…、亭主の片目云々はネストル片目がやや不自由だったのではないだろうか…。政治外交に於いて、ムヒカとネストルは気の合う友人として知られ、後継者クリスティーナも同じ良好関係と見なされているそうだ。この失言によって、一波乱すると両国外交関係者が心配しているそうな。

上;ネストル・キルッヒナーと妻。2010年夫は心臓麻痺で没(60才)
Kirchner 04
下;ウルグアイとアルゼンティンの大統領ふたり。ウルグアイ川を挟む隣国ゆえ、近所付き合いが良すぎて…

魔女と言うのは時にやり手の女性を意味する場合があるような気がする。目の縁どりが大層なフェルナンデス女史がローマ教皇就任前にヴァティカンを訪ね、世界トップニュースになる場を演出。知名度と人気を一気に挙げられる手品は魔女を除きそう誰にも出来ない。言い換えれば、同僚大統領への`羨望`だったようなう気がする。

アルゼンティン外相 Hector Timermanが「許せぬ、侮辱も甚だしい」とウルグアイ大使を呼び付けて抗議したそうだ。ホセ自身は正式外交談話で無いので、謝罪する積りはないと伝えられる。面白がっているのは両国の野次馬と言うかソーシャルネットワーク連中や庶民である。サテライトニュースをかじる私のような部外者には、勘所を押さえた褒め言葉に聞こえ、愉快なエピソーデに思える。
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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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