ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

Hacking, Spy and Battle of secuarity

秋の麒麟草とEuropean Solidagoを英国の盗聴騒ぎと掛けて


ルパート・マードック80才老人は一代でメディア帝国を築き上げた豪州の人です。Phone hacking=電話盗聴スキャンダルがブリテンをひっくりかえす騒ぎになったのはつい最近(前日記ごらんください)。日本はフクシマ原発で大忙しでしたから、無関心だったんですが…。

39才のマードック2世ジェームスはいわば"独裁者の息子”で、ほぼ親父に代わって帝国を差配するようです。4つほど上の姉エリザベスはシャインと言うドラマ・エンタメ番組製作企業オーナー。崩れ落ちる帝国の飛沫を避けるため、距離を保つ戦術を取りました。[ジェームスとエリザベスが繰り返され申し訳ありません。他の土地だとヤコブ/エリザベートと気分が変わるんですが…]

こうして観察すると、先日わたしの貧しい小さな庭に出てきた秋のキリンソウにマードック帝国=ニュース・コポレーションが何となく重なってきます。ホントのアキノキリンソウは日本でも同じで、輝くような金色の花びらを九月頃から見せてくれると思います。ところがEuropianと付く上のキリンソウはかつての勢いはなく、探すのものなかなか難しくなりました。既に希少化しているのかも…

もともと山地の植物のようですが、北海に沿う低地域だと丘陵部の砂地に生息環境を見つけているようです。仲間は北米を中心に百種あるそうですが、独蘭その周りには数えるしかありません。画像の"ホントの”秋の麒麟草と呼ばれる種(シュ)は恐らく他種(外来カナダアキノキリンソウは御存知)に生息域を奪われていること、さらに牧草/耕作地に大量に用いられる堆肥に敏感すぎて順応できないのかも知れません。

アワダチソウ 01
泡立つようなのでアワダチソウと名づけています。

百種の仲間をGoldruten独=Goldenrod英のように、欧州圏殆ど"金色の細長枝”風にまとめて呼んでいるようです。初めの画像はセイヨウアキノキリンソウですが、育ちが悪いのをお分かりいただけると思います。雑草に肥料をやると反則ですから、そのままにしています。

本種の花冠は直系1センチほどの大きさ。他種の小ぶりな花と違うため、直ぐにそれと分かります。野原を席巻するアキノキリンソウはさぞ見事だったと想像します。我ほったらかし狭い庭に、珍しくも良く姿を見せてくれたと喜んでいるのです、、、が、ヒョローッと頼りない印象なんです。

初めて見つけた時、どの金色竿なのかサッパリ分からない。分かったのは、村数ヶ所の過去100年間の観察報告例を見てからです。だから始終歩き回れば、我庭に持ち込まれた種(タネ)の個体またはグループのポイントが見つかるかも知れません。樹木の例で、どうも野生リンゴらしいと勝手に見当をつけホットとしたことがあります。それも同じ資料本から昔の植生地域を知ってからです。

ルパートも豪州から合衆国に移民=移住で持ち込まれ、(経済指標で知られる)ダウジョーンズやウォールストリートジャーナル経済誌グループを手中に収め、当然USからユナイティッド・キングダムに侵出(略してUK、王様の国の組合デス)。アキノキリンソウがかつて我世を謳歌したように、破竹の進撃をします。日曜ゴシップ紙からドンドン新聞を買占め、首相から閣僚、警察首脳まで取り込み、マードック自身いつでもダウニング通り10番の官邸を訪ねることが出来た。

このお蔭で老人秘蔵っ子のニュース・コープのブリテン総括会社ニュース・インターナショナル社長レベッカ嬢が電話一つでダウニング通り10番に行き、スカイサテライト100%株取得について話した後、そろって選挙区オックスフォードの高校同級会に出かけたりする雰囲気だった。政権と特定企業の癒着と言うのでしょうね。

先月、下院各党から選抜された議員による文化・メディア・スポーツ公聴委員会によって、マードック親子、別にそれぞれ前警察トップ二名と、NIのレベッカ女史も質問に答えました。その時、皆さん上手に"シラバックレタ"のです。本日16日盗聴事実を知っていた可能性を裏付ける証拠資料が委員会から公表された。労働党ワトソン委員曰く「これほどショッキングな資料の白日化を今までに知らない」

大泡立ち草 01

私立探偵に有名人から王室メンバーまで盗聴を指示したCグッドマンが一人でやったと監獄に4年入った。出所後、職場への復帰と計5千万ポンド(あれやこれや合わせた推定額)の口止め代をNIから得ていたこと。グッドマンの上司で、直接関った筈の盗聴時ニュース・オブ・ザ・ワールドの編集者AコウルソンとNウォーリスがそれぞれ首相広報官と警察広報官に出世就職したこと。いずれも先月逮捕され、NIによる保釈金で仮釈放された。

警告を再三受けたにも拘わらずキャメロが「チャンスを与え」コウルソンを採用したこと。影の役回しが誰か見えない筈がないですね。一度失敗した人に二度目のチャンスを与えると言う台詞は後世の語り草になるのでは…。

公聴委員会は九月に再び老人と息子、それに4年前の委員会で「知らない」証言をした元NIとWSJのトップで老人と半世紀を歩んだLヒントンを召還するそうです。シラバックレタ事実が委員会で納得される場合、宣誓をした上での偽証ですから、ただ事ですまないでしょう。とは言え政治的配慮で、ウォーターゲイト大統領の犯罪の主人公Rニクソンのように、ただ事で済む場合が往々にありますが…。

デーヴィット・キャメロン保守党党首兼ブリテン宰相の行動、つまりコウルソン採用と仲良しレベッカとの頻繁な会談、それら道義性と責任が問われてくる… 九月となると、小さな黄色い花を数珠繋ぎに付けるアキノキリンソウ仲間が週を追って咲き出すんですね。するとホントのキリンソウがどこか分からなくなり、しなびていくのではないかと思ったりするんですよ。

オオアワダチソウ 03
ああ もう並んで咲いています。和名はオオアワダチソウとなっています。

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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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