ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

Politics and economics 政治/経済

Thanks to Abe 日本経済はアベノミクスのおかげ?

FTSE 100 6,693.44 +0.41%
S&P 500 1,798.18 +0.42%
Eurofirst 300 1,297.85 +0.28%
Nikkei 225 15,165.92 +1.95%
Shanghai 2,135.83 +1.68%

本日11月17日 UKファイナンシャル・タイムズの出来高指標。失われた20年これが欧米経済人の`日本経済`への贈り言葉だ。1990年代の半ば、土地投機に由来する日本`風船`経済が爆発した。なんてことだ!以来こんにちまで日本は零どころかデフレーションの暗い谷間に落ち込んでいた。上の4行目ニッケイ出来高は過去15年8000~9000に留まり、いったい誰が本日の15,165.92までの回復を想像できただろうか。

日本の奇蹟が、1980~90年代に喧伝された。その奇蹟は20世紀末から21世紀きょうまで過去の栄光にを過ぎなくなっていた。↓のイラストは弓を射る侍の顔を阿部首相に置き換え、三つを繰り返している。毛利元就「一本の矢は折れても力合わせた三本ならば決して折れまいぞ」と言う故事をなぞっている。書き手はオランダ人だから、一寸感心する。
Abenomix 01


簡単な記事によると、阿部政権の3本矢とは;1.デフレーションからインフレーション(1%ほど)に旋回させる。2.二倍財政額によるインフラストラクチャ―投資。3.広範な構造改革…(内容不明)となっているらしい。それら3本矢が功を奏しているのか、普段の24時間サテライトやFT(ファイナンシャル・タイムズ紙)からでは見えてこない。

日本の話題は2年前の地震/津波/原発破壊、つまり`フクシマ`以外に何もない。ニュースの焦点は中国とシリア内紛くらいだろう。スマートフォン市場に於いてサムサングばかりでソニーを聞かない、車に於いて現代(ヒュンダイ)はトヨタにひけをとっていない…Etc、即ちテクノロジーに於いても日本は韓国に追い越されている。ざっとこんな印象がはびこっている。

ここに突然、アベノミックスが登場。りーガンやクリントンミックスの焼き直しだけれども、今年の中旬から何か変わってきているようだ。それがギリシャ危機からユーロー圏停滞までの泥沼につかる欧州に「オヤッ、あの日本が…」と微かな注目心をおこさせている。日本の失われた20年が欧州にはびり付くかもしれないのだから、ここは先例から学ぶべきものがあるかもしれない…。

アベノミックスが、100円=1ドルをもたらし、輸出ドライブに貢献…したのかも知れない。しかし前途は多難。日本は高齢化の最先端を走っている。より少ない`若い`のが`老い`世代を支えなければならない。経済停滞/財政困難に陥るのは、いわば自然である。これは、中・北の欧州の近未来にくる。それ故、女性が労働市場に盛んに進出し始めている。これに反し日本では、高教育を受けた女性が結婚育児で労働市場から離脱する。日本のやや特殊事情だが、アベ首相のトンネル向うの明かりは遠い。

 
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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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