ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

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Politics and economics 政治/経済

苗字の登録  ナポレオン・ボナパルトとヒラリー・クリントン 


昨夜いつものように半時間サテライトTV巡りをしました。くだんのリビアがやっぱりと思い、その後`日記`を付けたんです。ところが、フリルの白いブラウスが目立ったヒラリー・クリントン女史の演説がリビアに重なっていました。それはシリア2代目Bashir al-Assadと欧文化される大統領の退陣要求です。

既に市民2,000名以上を殺したとされる政権を否定なさった。午前中のバラック・オバマ声明「アサドは国民のために退くべき」を受けた公式外交ゼスチャーですね。これを追い、直ぐに英仏独がバシャー辞任を求め、その政権封鎖を強める声明をだす。

EU(欧州連合)キャサリン・アッシュトンとUN(国連)バン・キ―・ムーンそれぞれが同趣旨で、政権としての合法性を無くしたと発表。理由は、民主化を進めると言いながら戦車と戦艦をだす市民へ砲撃、即ち独裁者の常套弾圧です。アッシュトンはEU他27カ国と具体的シリア封鎖手段について詰め作業に入っています。

支那と露西亜は恒例によって、決してこうしたメイン・ストリームに乗りません。彼らの存在理由がなくなる、と信じているかのように…。いずれも武器売買と石油利権でシリアと深い関係です。アサド最大の支持者はイラン。ややこしい名前をコピーするとMahmud Ahmadinedschadとなり、先日シリアを訪れ、アサドにエールを贈ったばかり。さもなければ彼も同じ目にあいますから「不法国家転覆デモ」をダンコ取り締まる分け。この動機は共産支那と同じですね。

アラブ蜂起と言う文脈で、シリアはリビアと同じレールを走っている。イェーメン反政府暴動で傷つき回復しつつあるサレー(Ali Abdullah Saleh)も治安維持のために、前2者と同じ数ほど同胞を殺している。チジニア/エジプト前大統領のようにお尋ね者になり被告席にすわり、見せしめ終身刑を課せられるのを避けなければならない。徹底抗戦が唯一の手立なんですね。リビアのガダフィーがいっとき生き延びそうな時、彼等が学んだサヴァイバル術。

千や万の人々を殺したと言って、王様がいちいち喚問され牢屋に入れられるならば、中世からついこの間までの``歴史``が成立しないではないか。一次大戦に於いてドジな将軍は軍配振り間違え、半日にして万の同胞を討死させている。毛沢東はナンヤラ長征にカンヤラ革命と言って何百万同胞を飢餓死/私刑で死なせている…。アラブの権力者たちのそんな浮かない呟きが聞こえてきそう…

200年前の1811年、現在の独蘭白伊西など欧州大陸ほとんどはフランスの支配下にありました。宗主国フランスではナポレオン法典と言う近代的法律集を始め、税制/徴兵制/教育制などすべての分野で改革が進みました。自由・平等・博愛の精神が前提になっているのですね。

DSC_0530.jpg
カッコよく男前に描かれた肖像画。今風の漫画やイラストと言うべき安っぽさ…。ポピュラーな知られた絵です。

オランダでもこの年ナポレオン皇帝の下達を受け、苗字登録が開始されました。国民を正確に把握することは税金徴収と、とりわけ男子徴兵に不可欠。さらに国家経営を合理的に行う大事中の大事。蘭の場合、既に3/4が苗字を持っていましたが、これを機に10年を要し国民100%登録が実現。この点で近代国家になった一つのトップランナーだった。

スムーズに言ったのはナポレオンの弟がオランダ王だったと言うこともあるでしょう。フランス苗字を持つオランダ人かなりいるのは彼についてきた末裔家系、もう一つの理由はフランス苗字は洒落た舶来気分だから登録された…。また日常生活語彙に多くのフランス語が入ったのも当然。日本にオランダ語彙由来の多くの言葉があるように。一般には戦争による領土再編による語彙の"侵食・帰化”が"通商"より影響力が強い。力による強制が前提になっていますから。

独蘭の場合、苗字数は三万ほど。多い五つをアトランダムな統計から拾ったものを下に。
オランダ・ドイツでは前置詞が付く場合が多い。ベルギーのオランダ語圏フラームス語では前置詞を別扱いにせず、一つづりなので気分も統計上もやや異なってくる。これだけでも職業名と地名、"名前の息子"名の三つが苗字形成のナンバー3であるのを見て取れます

1.蘭:Jong (de)→Janssen→Berg (van de/den/der)→Vries (de)→Dijk (van)→
2.独:Müller → Schmidt → Schneider → Fischer → Meyer→
3.英:Smith → Jones → Willams→ Brown → Taylor →
4.米:Smith → Johnson → Willams→ Jones → Brown →
意味1.若い人→ヤンの息子→山(の傍など) →地名? →堤/土手
2.粉引きや→鍛冶屋→仕立て屋→魚師→農民(草刈り人)
3.鍛冶屋→ジョン(ヨハネス)の息子→ウイリアムの息子→茶色→仕立て屋
4.3に同じ

[蛇足]
Hillary Rodham Clintonの後者2つはイングランドとアイルランドの地名でしょう。旦那の先祖がアイルランドは彼自身が言っていますが、Rodhamはさあ?ハムをぶら下げる釣り竿使い、とすると忘れないか。hamとtonが付くのは地名になり、それから苗字と思います。
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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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