ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

Ordinary People 雑人雑名

ティー・パーティーのミシェレ・バッハマンが採る冷たい食事 


初めに気にかかるリビアの"最後の始まり”情報。

昨夜ガダフィー氏がまだ機能する専用TVで「トリポリを攻撃する敵は跳ね返され、わが二百万都市は平静安全。サルコジーは石油をほしいため我国民を殺している」など長演説をしていました。つじつまの合わない台詞が直ちに通訳に訳される。理屈は目茶苦茶、声の調子を合わせると既に半分狂って可笑しい印象を受けます。ドンドン政権から離脱者が出ている。

PikUp Fighters 01

砂漠90%らしい。そこに山系が走っています。
Gharyan を抑え今トリポリ10キロ手前、Zlitanからはピックアップと工事用トラック部隊がトリポリに迫っている。Zawiyah方面はトリポリまでに道沿い両側にガダフィー狙撃兵が散開して、反抗側死者が続出、後27kmでトリポリだと、ヘルメットと防弾チョッキのスカイサテライト女性がリポート。

Lybia Battle Geography 01

以下は本題(と言うような主題はありませんが…)の雑事/雑人:

ティーパーティーは茶党。アメリカだからブリテン由来の"紅茶”党か。2年ほど前から、ティーを飲みながら政治について話すうちに、政治運動に発展してきた。そんな感じを受けます。午後のひと時、芝生のガーデンチェアーにすわり、ペチャクチャ政治談議をするのはやはり女性というか、主婦が多いと思いますね。

連邦政府の所帯が大きすぎる、税金がかかりすぎる、他国に軍隊を出しすぎる、、、、と言った日常素朴な意見が出てくる。庶民的で共感を呼びやすい女性的な感覚。言いかえれば健康な保守主義かも…。2大政党US(United States≒寄り集まった州/衆)だから、すると共和党に属する運動になりますね。各地各州に紅茶運動が出てきて、それぞれ中心的女性が盛んに活動しているのが紹介されています。

こんな草の根的な政治運動が日本にあったでしょうか? 私が覚えているずいぶん昔のケースは、中央の戦略・指示によって町内の話し合いを持つと言ったグループです。2001年議会に5~6名しか出していないようですから、もはや時代に即した党でありません。これに比べるとUS現在のThea Partyは活き活き溌剌としています。共和党の保守主流で無い、何か新味のある候補者を支援する運動だと思います。二度の戦争をして持ち出しの多かったジョージ・ブッシュ親子のような候補者は、だから、紅茶党支持を得られない。

共和党大統領指名候補運動がいま盛んに繰り広げられています。新聞ダネ、サテライトTVにこのごろ出てくるのがミシェレ・バッハマンと言うオバサン。どう見ても30前後に見えませんから、オバサン風体です。この人が大統領指名候補キャンペーンを張っています。他の男性候補もいて、10人あまりが雛壇に立ち、公開討論会なんかしています。

政治討論がけっこう人気があるように見えます。ミシェレは同性結婚に断固反対で、この点で2008年共和党副大統領指名を得たセラ・パリンよりピューリタン的。パリンはそのあたりをはぐらかしている? 共和党でもジェンダーフリースタイルの人が沢山いるんです。とまれ二人とも基本は殆ど違わないですから、後はチャーミング度とカリスマ性…。

オットもう一つの大事は二人とも40~50のどこかですから、 メイクアップ専門家をつけること。こう言う喋りまくる女性は敬遠したいと普通の男は思います。しかしオバサンたちは喋って喋ってなお喋るプロでなければなりませんから、凄まじいエネルギーに満ち溢れています。

こうなると18世紀頃すでにセイロンから運ばれた紅茶をすすりながら、ポピュラーになった食事法が機能的です。(たいてい)コールド・ミール、つまり熱い紅茶を除くと、全て冷たい食材なんです。早い話、サンドイッチとかチーズや燻製魚を挟んだ小さなパンとか、サラダもきっと付くでしょう。

食事スタイルはHi Tea(ハイ・ティー)と言われ、大方のホテル・レストランで採用されています。葬式の後のもてなしはHi Teaです。前提はさまざまな種類の紅茶を用意していること。つまりウォーム・ミールを作るたいそうに比べると、冷たい食事はあっという間に準備完了、いかにもブリテン式と思います。三度のウォーム・ミールをたしなむ日本食事式を、知らない人は従って目と口を広げてびっくりします。どこにそんな時間を主婦方は見つけるの?と言う具合。

だからハイ・ティーに御招待いたしますなんて言われて、あまり喜ばれると後のガッカリが大きいデス。大陸欧州では、昼に暖かいのを取り、夕食は冷たいと言う家族も時々あります。でもこの頃はたいてい夕食が暖かい食事。つまり後は冷たい。あったかいスープでもありゃー…と思う日本の方には辛いのでは。冷たいながら、ドイツの地方にシンケンと言う伝統手作りハムのヴァラエティーがそろい、様々なパンがあり、それにドデカイ手で綺麗に見事に飾った極上ケーキが付きますから、慣れれば冷たい方式も捨てたものではありません。

パンをトーストするのはUK→US→Japanと伝わったのです。なぜトーストするか?生で食べられないまずいパンだからですね。逆に歯にサクサクしてプーンと焼きあげた小麦粉の味が口に広がるところだから、"冷たい食事”が発達した…と言える。セラ・パリンやミッシェレ・バッハマンがそんな美味いハイ・ティーで夕方の腹ごしらえをして、夜の演説会場に行くのかどうか?

紅茶党ですから、ホットドックで済ませる分けに行かないでしょう。もしもビッグマックなどに喰らい付いていると、品も出も疑われる。落選するに間違いありません。喋り捲っても優雅であってほしい…。このあたりのUSモード感覚は入りこんでいますが、イメージキャンペーンのミソではないでしょうか。

何人のオバサンが出ているのか知りません。まず共和党指名を得なければなりません。そして長い、金の要る予備選が続く。パリンは経験者ですから、バッハマンより分があるかも知れません。その代わりマイナスゴシップも既に出回っている。

Merkel en Sarkozy 01
ユーロ通貨死守のため"独仏同盟”、歴史上まずありえなかった蜜月

いつか女性US大統領がでる筈。では突然出た感のするバッハマン陣営戦術が上手に運び、運が味方して、さらに運が運を呼ぶ場合もありうる。バラック・オバマのようにデス。ドイツ系のバッハマン女史がホワイトハウス氏の主になるなら、アンゲラ・メルケルと並んで、"西側”の技術経済大国の独米が女性宰相をいただくことになる。

レベッカ・ブロークス("テームズの霧”ご覧ください)の苗字と同じで、独蘭を主にしてBachとその熟語は多い。日本にも多い名前で、当たり前ですが地球上何処にもさらさら流れる小川はある。ならば対句や関連する"大川”や”中川”はどうなんだろうと思いますが、それは長くなるので止めます。バッハマンですから、水車なんかと関る職業かも知れませんね。

バッハ一語のどなたも知る歴史上の代表はヨハン・セバスチャン・バッハかな。画家は伯/侯/公/王の宮廷画家に採用され、音楽家は宮廷音楽家として就職するのが人生の成功だった時代です。他に一杯バッハがいますので、後世に評価が上ったこの人を大バッハと呼ぶそうです。(一昔前の)東ドイツの南半分で活躍したオルガン奏者/楽団長です。

Dresden 01
ザクセン州都ドレスデン チェコから流れてきたエルベ川と”スカイライン”

テューリンゲンという大学町のある地方からやや東のベルリン、南に下ってドレスデンやライプツィヒ(いずれもザクセン州)と言う今からすると比較的狭い領域で音楽生活を展開した”大音楽家”らしい。”ヨハン・セバスチャン・バッハ”は典型的小領邦時代の名前に響きますね。いったいどれほど多くの同名者がいたでしょう…。小川姓はかなり高順位でしょう…、バッハも独蘭に多い。それにヨハンですから、路上で一度呼び上げると相当数が振り返りますよ。

バッハマンは古い感じしますね。形容詞・固有名詞を基本語と組みあわせ派生グループも出来そうです。19世紀初期のナポレレン国民登録制によってできたのかどうか?分かりませんがバイエルン首都と親戚みたいなMönchengladbachや女王名をもらったようなAnsbachなどがあります。前者の`バッハ`地元の人から、最も新しい氷河が北極から押し寄せた端っこの場所だと聞きました。後者はバッハの村から出たアン(有名な女性デショ)を顕彰地名など、いろいろ説があって面白い。バッハマンも バッハ出の人、と言うだけかも知れません。

指名キャンペーンがどう進展するか、ミッシェレかセラか、それとも古風なエリザベスか? 緑茶でも飲みながら観戦しましょう。

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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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