ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

Politics and economics 政治/経済

ギリシャ国家の破産


数字合わせのやりくりが`ばれる`前のギリシャはどうだったか?
全くのド素人に分かる筈もありません。あるドキュメントを見て、ほか関連記事を読み、ド素人が納得したのは次のようなイメージです。

村や町選挙で「僕に投票してくれたまえ!もし当選したら水道代ずっと無料にする」と村から国政レヴェルまでマアこんな塩梅だった。選挙だけで無く、あらゆる場面で左様な便宜がはかられ、脱税が横行する。税収不足が発生するのは当然です。それを埋めるために市町村など下位機関は上位金融機関に穴埋め借金を重ね、とどのつまり国家/財務省は世界中の金融機関から尤もらしい名目で借金をし続けます。

例えばUSゴールドマンサックス銀行は相手は国家ですから、ドンドンかすわけですね。独仏英蘭など主要大銀行も同じで、気が付くと膨大な金額を貸し付けていた。借りる側は期限が来れば利子つきで返済しなければなりません。そのためにまた借金する。

2008年末に発覚したバーナード・メドッフによるUS巨額詐欺事件とほぼ同じマッチポンプ方式です。彼が関わったのは総額3兆円だとか、個人詐欺の`世界記録`なそうな。どれほどか、実感もヘチマもございません。国家ギリシャがEUへの年度財務報告でごまかしていた数字も似た様な実感がわかないゼロがいっぱい並ぶ数字なんですね。

Papandreu prime Minister a
ギリシャ首相ゲオルギオス・パパンドレウとEU大統領ヘルマン・ファン・ポンプイとが昨日も電話で話し、ベルギー人として唯一ブリュッセルの顔ポンプイが困った困ったを連発したそうです。いくら説いてもギリシャ対応が見えてこないと。

国家ギリシャが破産する公算が強い。破産すると二つのケースがある。1.ユーロ圏に留まる、2.元の自国通貨に戻る。第2次財政援助決議を受け、実際に援助が実行されるとしよう。それによりギリシャが国家破産を免れる場合、人々は激しいユーロ通貨圏の条件を受け入れることになる。国家は借り入れた援助を日程に従い返済してゆく。国家/人々は耐えがたきを耐え、窮乏生活に甘んじなければならない。

フィンランドは2次援助の担保を要求した。援助する額が返済されず無に帰する場合に備えるアイディアである。まさか領土の一部を、一次大戦以前のように担保にするわけにいかない。それに代わる何かである。昨々日、フィンランドとオランダ両財務相がドイツ同僚ウォルフガング・シェウブレとこれについて協議。彼らはギリシャ破産即ちdefaultありとして話しているんですね。

ドイツでは援助そのものを違法とする訴訟があり、高等法律裁判所がその訴えを棄却した。しかしこれまでのメルケル内閣決済をよしとせず、援助する場合は議会への諮問を前提にせよと言う判決が下った。女史メルケルはホットしたが、足枷をもらったんです。

ユーロー通貨を守護し、それによって財政世界危機を収めようとする組織は欧州委員会(EUC)+欧州中央銀行 (ECB)+国際通貨基金(IMF)の三つでトロイカと言われる。IMF責任者は先日のDSK(ドミニック・シュトラウス・カーン)スキャンダルで彼の後を襲った同胞クリスティン・ラガルデ女史。欧州州委員会とは各国の選抜メンバーで、つまりは欧州機構EUを支える健康財政諸国`首脳の意向の反映と言えようか。つまり、全て欧州公的関係者が必死でユーロ通貨危機に立ち向かっている。

昨夏、ユーロ対円の為替レートは?1=¥150~160だったと思います。本日?1=¥106。$と?に代わりスイスフランと円が買われている。日本の方には欧州旅行をお勧めします。しかし物作り輸出企業に辛い。チューリッヒ本店のスイス代表銀行USBがたまりかねて大量人員削減デス。開催中G8もなす術がなさそうです。[ここではEに2本のユーロー通貨記号が?になります]

殆どがギリシャ(パパンドレアウ首相)のこれまでの対策に不満足、しびれを切らしつつある。蘭財務相太っちょうヤン・ケース・ド・ヤーフェル曰く;ギリシャがユーロ通貨圏から離脱しても別にかまわない…(しかし借金は返してもらわなねば)。結局フィンランドと同じことを言っている。

言うまでもなく破産しない方が良いわけです。破産すると、各国の財政援助も公私の金融機関貸付金もすべてパーになる。それらの回収不能になる公私の損害額がどう世界/EU諸国に影響するか? と言う調査研究と言うかシナリオ作りがスタートしている。

ギリシャがユーロー圏を離脱してもしなくても、EUとしても加盟国としても備えなければならない。ドイツ連邦メルケル内閣の財務相の発言デス。車椅子の両輪を力強く押しながら、ウォルフガング・シェウブレはギリシャ破産を免れないと考えているようです。

British weather 0913

天気予報も冴えません。ギリシャ自身が債務返済できないと言う庶民の予感が、独蘭英白など政権の共通認識になったようです。蘭の場合は主要三行の他に、預金量で三行を上回ると言われる年金組織が大損害を受けます。半ば公のこうした組織や市町村自体が結果的な賭けになる投資活動をするのが普通になっている。蘭国立銀行がパニックに陥らないため企業支援対策などを含むギリシャ破産対応作業に入っています。

債権国のダントツ1位は仏、その半分の2位は独だそうで、サモアリナムと思います。そりゃー一生懸命にサルコジーとメルケル二人が先頭に立ってユーロー通貨死守とギリシャ支援を叫ぶ筈。そもそも彼らの本音は、国家と銀行が持つギリシャ債権をゼロ価値にしないことだっと…。破産が現実化すると、泣きっ面に蜂なんて顔を出来ないでしょうが、政権交代に直面するでしょう。

ギリシャは 恐らく自国通貨に戻り、その価値は紙くず同然になる。そうなればギリシャの銀行は存続できないでしょう。物々交換のような社会生活が復活するのかな? 公の組織も様々な機能も活動を大幅に制約されます。脱税で役職を得た高級/下級公務員の大半が解雇され、大幅カットされた失業保険と闇商いとでしたたかに生きなければならない…。

青い海や常緑樹に覆われた山々がそのままであるように、人々が飢え死にするわけでなく、好物のニンニクとオリーブの香りがやはり台所に満ちるでしょう。物価スーパー安と古代ギリシャの魅力のために、観光客が沢山やってくる。若い女性たちをヴァカンスの恋相手に男たちは狙うのかも知れません。北部欧州に左様なヴァカンス・ラブのややエキゾチックな表情の若者/子供たちが一杯います。殆ど父親知らずながら、なかには夏ごとにパパのところに遊びに行くケースとか、パパ込家族ケースもあります。後者のように上手に運びぶと困難から当面は逃避できます。

自国通貨の安さのために、農産物輸出が急激に増えるでしょう。反対に欧日米のハイテック製品入手は高値の花になるでしょう。かくして日常生活は何もなかったかのように…ぎくしゃくとしながら、普通に継続する。アルゼンティンが2001年に破産宣言して、10年ほどで元の水準に立ち直ったように行くかどうか? とまれしばらくはエーゲ海とイオニア海に降り注ぐ太陽反射を受ける土地の冬の時代になりますね。

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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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