ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

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Politics and economics 政治/経済

欧州が揺れている 横揺れ縦ゆれダブル不況か



今日もアテナイで節約反対デモ。デモ風景は夏場のように見えます。我村は既に秋と言っていいでしょう。秋に"小”待ち宵草の一本茎の上部が揺れるのは自然だと思います。日本列島に台風が襲うような具合ですね。しかしギリシャ財政援助からスペインとイタリアのデカイでかいEU規定をはみ出した財政赤字までの経済大揺れは普通の出来事ではありません。欧州は激しいダブル経済不況に差し掛かっているのではないか。

Grees Demo 03

一つはギリシャやアイルランド/アイスランドを契機にして始ったユーロ通圏の地震。二つ目は米国の飛びぬけた財政赤字、もちろん日本も同じです。信用さえあれば誰もこれまで問題にしなかった大量国債発行が今なぜ槍玉に上がる? 欧州が横揺れしたからでは、、、。だから米国が縦揺れする。昨日今日、リーマンショック不況に続く世界ダブル不況になるのでは...と言う不安が漂い始めています。

世紀代わりの頃、欧州中央銀行(ECB)が成立。ユーロ通貨圏の始まり。すったもんだの挙句、初代頭取はウィム・ダウザンドベルフ。彼が困難な通貨導入までのレールを敷いた。2004年に約束通り、フランス固執のJクロード・トリシェにバトンタッチ。しかし以来、揺れっぱなしではないか、今年のギリシャ扱いは大失策と言うのはECB出資一位ドイツのSDP元財務相。何とかシュタインと言ったと思います。彼はもしメルケル倒れ選挙になるなら、ライバルになるそうです...

Jean claude Trichet

欧州の財政事情は米国や日本よりも遥かに健全良好である。昨日トリシェが勇ましく発言したのが上の画像です。心配要らぬ、と彼は言いたかった? オジサンさん、気は大丈夫!と私でさえ思います。フィンランドとオランダとドイツの財務大臣達が顔を突合せ、ギリシャ破産の善後策を相談しているんです。7年も居座っていると勘が狂うのかも知れません。現在の通貨危機はもう彼ごときでどうしようもありません。ドイツ連邦銀行頭取、一回り若いアクセル・ウェーベルへの代わり時と思います。それに連邦内から「我が国はもっと国際主要ポストを」と言う声が聞こえます。

世界銀行と国際通貨基金も欧州中央銀行と共に、あちこちに顔を出し声明を出し合っています。ロバート・ズーリックと言う人はUS(小 )ブッシュ政権国務省副長官から世銀に転出した元銀行家。Zoellickと綴りますから蘭系かもしれません。世銀はだいたい出資ランキングからアメリカ人がなるのかも...。不確かですが、かつて日本人もなったような..。

余談になります。日本は各種国際機関に大出資をしていますね。にも拘わらず、なかなか番が回ってこない印象を受けます。馬鹿にされている分けでありませんが、やはり品が良すぎ大人しい国民性によるのでしょうね。戦後GHQに操られ、四角な白い食パン/小麦を買わされ、すっかりグルテンアレルギー患者になったようなひ弱な行儀良さ...

同胞なら無口でいながら腹で分かりあえます。しかし、それはいちいち口で言わないと存在を示せない欧州式に会わず、損をすると言うか日本国家利益にとって圧倒的に不利と知るべきでしょう。欧州の国々は可能性あるとみると、キャンペーンを展開して攻めまくります。

露助と支那は可能性無くても口をだし、ごり押しする。国連(UN)安保理に於ける拒否権や棄権投票に関する限り、両国の利害は一致しているように見えますね。占領した土地を返さず、資源を採掘、原住民を弾圧、武器輸出に熱心、非人権独裁国家を支援、国内にホントの民主主義は無し、国境に無意味な仰山の師団をはりつけて付けている、等の共通点を拾えるように思います。

とは言え、ユーラシア大陸ツンドラ不毛の大熊と、有史有数の古代文明の獅子との二つが具体的にどう違うのか、よく知りません。元KGB幹部の回顧談を聞いたことがあります。ソヴィエト共産時代の誇示的/個人的体験談ながら、絶対に支那人を信用してはならないと字幕に出たのが印象に残っています。インドシナからヴェトナム戦争への30年戦争と言えるような期間に、露支紛争が何度かありましたね。現在の違いをハッキリさせるには、喧嘩させると分かるのかも知れませんが...

Zoellick  Lagarde

シュトラウス・カーン辞任の変わりに同じフランス人財務相ラガルデを選んだのはやはり欧州の利益が大きかった思われます。ECBなった21世紀に入りかなりの旧東欧圏がユーロ?圏に加入、それら相対的に財政不安定諸国にとって、一つ旗の下に集まるのは大変な便宜をこうむることに他ありません。初めバラバラそれらが段々まとまり、メキシコやもう一つの候補者より圧倒的な支持をしたのです。無論フランスへの貸しを作り、と言う具合ですね。それに(中)南米のまとまりの悪さや、そこには金融財政にろくな国がないのですから...当然の結果だった。

それにしても隣の小柄なUS元ゴールドマン・サックス証券の世銀総裁はゼンゼン迫力ありませんね。アメリカ政治が経済界と結びついている、と言うか当時の共和党がネオ・コンサーヴァティブに密接にかかわり、そのネットワークに乗ってアフガン/イラク戦争を推し進めた。それだけの人事と言う気がします。前任者がPウォルフヴィッツ。内縁関係の部下に世銀高給職を与えたスキャンダルで辞任したジューイッシュ(ユダヤ系)"大物”の後ですから、堅実真面目な官僚タイプと言う印象です。

彼がいた時の証券会社はギリシャ国債を買い付け(大儲けをした時期があった)、現在そのギリシャ問題に端を発した通貨と不況について彼がコメントする...。ニクソン時代に補佐官を務めた人々は今から振り返ると、ダフ屋のお兄ちゃんみたいな連中だった。ロバート殿が彼等同じ筈でありませんが、金融大企業は庶民にとって、ろくなことをせぬと言う偏見で今夜は書いています。
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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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