ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

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Politics and economics 政治/経済

ドローンは雄の蜂 無人戦争の時代が来る? 衛星誘導無人攻撃道具

21日に無人攻撃ドローンを画像説明に書いています。何故ドローンがアフガンやリビア紛争にでてくるのか。国連平和維持のための便利な武器と言う筋でなく、独立国家の防衛と言う視点でとらえなければならないでしょう。

過去に於いて国連やEUの音頭で地域紛争に北大西洋条約機構軍NATOが機能している。戦死者犠牲者が目立って出ると、加盟各国は早期撤退または規模縮小の声明をしばしばだ公にしてきた。同胞の若い兵隊を犠牲にしてまで、ナンデ他所さんを助けにゃいかんの? 世論が高まる。これはオバマ・キャメロン・サルコジー・メルケル…全ての宰相にとって抗しがたい圧力になる。

もしも同胞の戦死者/犠牲者が無くなるならば、政権担当者にもNATO/国連にとっても、平和部隊派遣や紛争地域への介入への選択肢は心地よく広がるだろう。もしも無人武器開発が進むならば、技術兵站(ロジスティクス)すら容易になるだろう。人的節約は軍事予算節約につながるだろう。

Dorone英語彙で雄蜂の意味。それから応用され、様々な派生意が出ています。アフガニスタン/パキスタンで既にUSが用い、タリバン2300人を血祭りにあげたとされます。蜂のようにブーンと飛んでいき、標的にミサイルをぶっぱす。頭部にレーダー≒標的視認装置を備え、近年は命中精度をあげているそうです。スズメバチに匹敵する戦いの道具です。

ラジコン趣味の方は多い。アンテナで電波を飛ばし、模型飛行機を飛ばし操る。両翼2mほどのスーパーカブほどのエンジン搭載モデルもありますね。日本のラジコンメーカーが最も勝れていると聞いたことがある。さもあらう…。それを延ばすと、科学研究/気候データ収集などの、滞空時間の長い誘導飛行物体になるのででしょう。

>UAV  variations 3

一方、軍事航空屋さんの夢は探索・偵察でき、出来れば攻撃も出来る無人航空機でした。人命を失わず、高価な戦闘機だけでなくパイロット養成コストを含めるハード+ソフト総費用に比べると遥かに安い筈と考えられました。したがって戦後直ぐにUS航空軍事産業で開発が進められた。一般にUnmanned Aerial Vehicle →無人飛行機、略してUAVと呼ばれます。 

1955年に実用機が飛び、実績を重ね、21世紀に入り偵察も攻撃も出来るプロトタイプPredator=捕食者を実用化。精密ミサイルを装着しているもののパキスタン初期にチョンボが多かったそうです…。 既に改良型/変種がUS国境警備隊にイタリアやイギリス空軍に採用されています。

UAV  US Air Force MQ-1  Closeup

10年前ノースロップ・グラマン社開発Global Hawkも米軍で運用されています。今月ドイツBundeswehr (独軍)が独自与件を課した改良版Euro Hawkを導入し、将来の大部隊編成を計画中と言う記事にお目にかかった。次世代探索システム搭載、高度2万メートル近く(乗客飛行機より遥かに高い)で30時間ノンストップのドイツ軍ドローンです。

有人だとツーロン軍港停泊中の空母シャルル・ド・ゴールからシルテ/ミスラタへ30分、数ポイントへ攻撃して再びツーロンへ帰艦する。2~3時間か? パイロット兵はくたくたにならないでしょうが…緊張と集中作業で、むしろ頭脳に負担が掛かる。もしもその倍や二倍に(燃料が持つとして)なれば相当な疲労が起こる筈。無人機械だと疲労と無関係。したがって30時間の連続勤務も問題ない。

先の20日に有人戦闘機ミラージュに同行したのはReaperでしょう。やや小型のプロトタイプから代重ねに発展した最新鋭機。(敵を)狩/刈取る機械なのでリーパーと言うわけ。春の4月頃リビアに米海軍が投入して話題を呼びました。ああこれでガダフィー・ロイヤリス軍は刈り取られると期待されたのです。

イスラエルのある専門家はドローンの来年市場規模は94億$だと言う。円換算だと1兆円?(確かでなくて困りますが、日本国家予算8分の1なら当たっているかも)。近年の最大製造販売者はイスラエルの軍事航空社で、優秀な実用機Heronをイスラエル軍に提供する以外、カナダ/オーストラリア/インド/ドイツ/トルコ…など沢山の国に輸出。US軍にすら採用されている。

これを見て武器商いを得意とする露西亜と支那が急ピッチでドローン開発を進めていると思われます。ドローンは尊い人命を死にさらすことなく、高機能・音速戦闘機より費用効率が遥かに勝れる。そのサテライト・システムを含める維持/運用を考えるならば、国家の軍事インフラストラクチャーの一つになりうる…。近年宇宙ロケット打ち上げ事業移管を受けた日本の三菱当たりも先読みして開発研究している、と思いたい。

現状では母艦/基地の管理室からドローンをリモート・コントロールしているのかも…。サテライトと勝れた頭脳(自立コンピューター)システムによって、ますます勝れた無人道具に成長していくでしょう。未来の戦争/紛争において、ピックアップ車ファイターズ無しのドローンばっかりになるのかも知れません。蜂さんがぶんぶん飛び交うのを、サテライト実況で見るのです。興が沸くかな? 
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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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