ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

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Ordinary People 雑人雑名

エイッヤー 伊太利亜議会の喧嘩事情  

         
Italia Klant

ペンシオニ ジョヴェルノ アル ビヴィオ こう多分読むでしょうナ。ローマ字というヘボン式読み方でイタリア語彙を読むとイイみたい、と聞いたのはミラノに住んでる学生時代の仲間から。偶然夫婦をしている親しい連中で、もちろんミラノ市民の話すイタリア語を35年以上使っています。

学生の時、英語のエも喋れそうもなかったのが、イタリア語は簡単なので助かった…と胸をなでおろしホッとしていたのが印象に残る。放浪していた私は北の複雑怪奇な言葉にキリキリ舞していたので、似合いカップル彼と彼女がうらやましかった。

信じられない!当時の日本丸は日の出の勢いで世界制覇する勢いだった。モードのトップ北イタリアと商いする企業が溢れていた。彼らは大勢の若い地元の人々を雇い、猛烈な忙しさで本国との商い繁盛だったのです。飛行機も列車も1等にしか乗らない。その自負が商いを成功に導く。誠に御意なり、と私は消え入るような気持ちで頷いたのでございます。

       議会 引っ張り合い
        ローマ議会がペンシオニの問題で、こんなに揉めている。


久しぶりの格闘で話題の場面。最後に見た記憶は韓国議会の2党チームの乱闘シーン。数年前の韓国だから、きょうびも盛んに殴り合い引っ張り合いするお国柄だろう。白英独蘭でまず見ないから、さすがイタリアの誉が高い。21世紀の韓国とイタリアは意外にこう言うガッツで共通しているんだな。

ギリシャ財政の大幅赤字と縁がなさそうだったのに、なぜか今はギリシャから続く地中海沿岸が数珠繋ぎに火の手を揚げ始めた。イタリア・スペイン・ポルトガルと並んで進行中のように見える。私にはチンプンカンプン。また昨年の54億ユーロ節約案がなぜ駄目だったのかも分からない。節約しても、それを上回る国債発行して事実上の借金を増やしたからと考えざるを得ない。

中道右派のベル連立政権は新たな赤字縮小案(2014年までに国内総生産の113 %にとどめる)をブリュッセルに持ち込み、メルケルの不評を買った。我々の努力をコケにするとはフンメシものや~。と大統領ナポリターナが怒ったとサテライト記者が伝えている。若作りベルルスコー二老はテレビ局3つだかを持っているので、かなりの確率で世論操作を出来る。ナポリターナ頭領がオコラハッタと言うニュースが何処から出たか?イタリア事情に疎いので分らない。

「自由の人々」と「北リーグ」と言うので、歌謡曲の歌詞かと勘違いしそうだ。前者は常套表現だと自由国民党や人民自由党になるかも知れない。語順が分からないながら、マアそんな感じではないだろうか。それら二つが目下の政権与党で、必死で財政不足対策を練っている。

ブリュッセル通貨危機マラソン会議に、一つ目立つ細部があった。イタリア議会の年金受給年齢の引き上げである。ベル首相与党の英断的節約の目玉だが、トリノのファンおじちゃんオバチャンはOKしても大方の選挙民が首を振るだろうか? ミラノの友だちなら教えてくれるだろう。

      Italia Paliament

首相自身はメディア大富豪ゆえ、夢もヘッチャクレも無関係。彼自身の生き残りのために、与党節約案を通そうとしている。と解釈するのが手っ取り早い。だから野党のブロディ―社民党(だった?)党首に、両手を合わせて協力を拝まざるを得ないのでは…。極東に於いて、民主党が自民党に頭を下げている格好なんですね。

年金年齢2才引き揚げは、しかし野党に呑めないでしょう。トリノ・フィアット工場労働者は65才後のまだ2年を許す筈がない。60そこそこで年金生活に入るフランスの時代錯誤と言うか、づうづうしさは知られる。これを羨ましいとイタリア国民は羨望を感じるだろう。すると理屈は、なんで俺たちだけが67まで働かされる? となろう。

長靴国は、汚職/マフィアとゲイ/レスビアンとファッション/超高級車が矛盾せず同居して、南北の高低差がハッキリするヨーロッパの6千万近い人口大国。イタリアはだから面白いのよ…。今は異国の伊国年金を楽しみ、ノンビリ陶芸に熟年境地を見出す我がクラスメイトは言います。彼女の夫は私と同郷知人。極東の列島がバブル爆発した時、オーダーがバタッと止まり大変な労苦をしたと思います。大勢いたデザイナーを解雇せざるをえなかった。それで見事な白髪になっただろうか…。むしろ困難が人を鍛える。堂々と人間がすわったのではないだろうか。

       Umbert Bossi
       30年前の若き青年も白髪まじり。

Umberto Bossiはベル旦那より5才くらい若い筈。レガ・ノルド(上に書いた北リーグのこと)党首で清潔な新党と言う触れ込みで90年代に登場したのをうっすら覚えている。そして党会計責任者と共に牢屋入り。イタリア典型的笑い話キャリアーで現在イタリア共和国財務大臣。この3年の内閣カナメになっています。さもなければ、もみくちゃインタヴューで「この年金改革案が通らなければ内閣倒産するぞー」と言わないでしょう。

ペンシオニ・ジョヴェルノ・アル・ビヴィオとはお察しの通り、受給年齢65才を67才へ引き上げる一大ニュースの見出し。案が通れば、戦後年金制度の崩壊、ゼロからやり直しと言うこと。イタリア抜本的節約案を独仏も見習うべき、とベル旦那の鼻息が荒かったそうな。ところが逆にアンゲラ/ニコラス独仏コンビが`イタリア信頼できず`と漏らしたと伝わり、メディア上の個人的摩擦が起こった。こうした些細な伝聞/噂がEU議決(外交交渉)に影響を及ぼすことがある。

独仏の通貨に関する蜜月の基本は彼らがもっともギリシャに貸し付けているからに他ならぬ。正直に言うとサルコジーがメルケルに寄りかかり…、と言うか統一通貨の救世主と隣のオバサンをおだて上げている分け。戦後の独アデナウエルと仏ド・ゴールの関係に似ていないことはない。

個人的なパートナーシップが外交に微妙な膨らみや影を作るのは"証明"することができる。酷い場合は冷戦危機を作ったりする。FDPとCDUまたはCSU要人同士の国内対立、蘭の連立するリーダー同士が互いに毛嫌いし、成る法案も成らずとどのつまり倒閣。左様な例は日本政治"屋"に、悲しいかな、枚挙にいとまがない。

節約案がローマで通らねば、俺はシルヴィオと腹をかっさいて討死じゃ、、、とボッシがやけくそに叫んだような気がしたよ! 軽業師・伊太利亜ゆえに、その土地で息をしていないと腹を読めない。するとやはりミラノでロクロをまわしている彼女に聞かないと先が進まない。

[Post Scriptus] 貴方がもしも綺麗な日本的感性に溢れるミラノ発ブログをご覧になれば、それはクラスメイトの彼女。


      Filipendula vulgaris 001-2 knolspirea ヨーシュシモツケソウ Triming

シモツケソウの欧州仲間が幾つかあるのだが、ぼんやりとして良く知らない。この草花はシモツケソウと同じバラ科で、呼び名を「コブスピレア」と言います。スピレアに似た花を咲かせ、根が球状になっているから。シモツケほど派手でなく、植栽シモツケのような群落も見たことがない。しかしミラノ発のユニークな白いセラミック・アートが重なるような気がする。なおこの草を和名でヨウシュシモツケソウと言うそうだ。酔っ払いじゃ無い…洋種。妥当な命名だと思うが、どこか何か不足感を免れない。
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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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