ライン・ワール・マースの狭間から、草の如し徒然の観察八景。 政ごと/商いごと/言の葉ごと/遊びごと。

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Here&there lands 雑なるアレコレ大地

パルテノン神殿 12~1月の国民投票は 極寒それとも暖冬


一昨日、冬時間になりました。時計の針を一時間戻したのは本日。時計の針またはディジタル表示を休止させ1持間後に動かせる、なんて優雅なことをしてもOKです。ブリテン諸島は我村を一時間差で追い、日本列島は我村から8時間先行している。標準はこの冬時間で、夏時間が一時間を早める特別措置なそうな。夕闇になるのが一時間遅れるので、電燈代が節約できる、と言う素直な経済感覚がそもそもの発想だ。

Parthenocissus quinquefolia  002-2 逸出Kranenburg

紅葉の季節。ご覧のようにモミジに見えません。この個体は紫がかった赤と言う感じ。小葉5枚が一セットの複葉葉。つる状に平面に勢力を伸ばし、木があれば絡み付いて垂直に這い上がる。石の壁などに対しては細根の先に円盤状の吸着盤を用意している。90度以上の難所でも、這い上がっていける。建築レンガ壁の場合、セメントによって吸着盤が弱り、喰いつかない場合がある。例外あれども、たいていクライマー達人を発揮して見事に壁面を飾る。

16世紀に現在のヴァージニア州に植民した人々が見つけ、本国に持ち帰った。画像は野生/帰化例で、大河川沿いブッシュで見られる。自生地北米の幾つかの呼び名の中で、ヴァージニア・クリーパーが一般に通りよい。精悍な赤褐色の原住民に例え、クライミング・インディアンと言うのは夕日に映える二重イメージでふさわしい気もする。残念なことに、誰も使わないのだ。

この蔓植物に当てられている属名は恐らく下のギリシャ建築から採られている。
Partenon closeup

半月が掛かる印象的光景。アクロポリスの丘に立つ神殿パルテノンだと思われる。けれども他の都市にも神殿がある/あった筈だから100%確かでない。このイメージはギリシャの象徴。この半島は19世紀初頭までオスマン朝の領下にあった。わずか200年近い過去に英/露/仏の三者条約でかのエリザベートのウィッテルスバッハ家からオットーが俄仕立ての王についた。俗に王政復古と言われる時代タイミングだった。

純粋バイエルン人が名前だけギリシャ風に変えてもうまくいくわけが無い。同郷から迎えた上さんが角ばったドイツ語で散々口を出し、人々の不幸を買い、結局クーデターで追い出される。政情安定せず、20世紀に入っても共和制-王政を繰り返す内戦続き。軍事政権はこの前のオリンピックのつい前だったのを覚えている方が沢山いらっしゃるでしょう。古代ギリシャ/東ローマ/オスマンと来ると途方も無く広く難しすぎる。しかし近代・現代に於いてヒッチャメッチャカだったことは分かり易い。

1885年と1914年との歴史地図でも、そのあたりのドタバタ振りを推し量れます。現在の国土と相当違っています。バルカンの一次大戦前に北からイスタンブールにいたる"オリエンタル・イクスプレス”が走っているのが目立ちます。ティトー後のユーゴスラヴィア内戦をへて独立したマセドニア(マケドニア)とギリシャ領のそれとの紛争理由を左の地図で読み取れる…。

Greece Map 1885 1914

昨日Papandreou 氏が二次EU援助とその付帯事項の賛否を問う国民投票を議会にかけ了承を得ましたね。仏独などに直ぐ伝えたそうです。しかしカンヌのG20に集まる偉いさん方に寝耳に水だった。この間のブリュッセルEU会で何で言わなかったの? と例えばパリの議場でフィノン首相(↓の立っている人物)が真っ赤になって当惑。

Paris Paliament
パリ議場もブリュッセル/ローマ/とロンドンのような古風な議会ですね。日本議事堂はこの半円あたりを見本にしたのでしょうか。


なぜ国民投票? パパンドレオ首相は二次財政融資に賛成をえられる。EU援助無しに再び立ち上がれないと国民大多数は考えている。と読んだわけです。賛成によって内閣が強化され、引き続き大節約約束を実現できる。すると彼の位置は磐石になる。

Athene Palisment gebouw
ここで抗議パレードがあるので議事堂と分かりました。平面的な素直な建築で、エバッテ無いのが意外。左背後にアクロポリスの丘が盛り上がっているのでは…。すると手前に海がある。

レフェレンダム結果が反対なら、1、援助を受け無いのでギリシャは破産、債権国も銀行も全てパーに直面。ギリシャは借金から解放されるが、国庫はからっぽ、何も出来ない起こらない。単一自国通貨に戻り、、、しかし極寒の地獄風景。欧州はがっくり膝を尽き独仏は顔面に血飛沫がべっとり。世界不況になるかも… 2.賛成ならマラソン会議後の安心感が戻ろう。一見、暖冬の心地よさに酔えるかも知れない。ところがレフェンレンダムまでに不信任を受け倒閣。新政府が出来るまで政治の空白。EUから課された緊縮政策が実施困難になる。と言うより厳しすぎる内容なので、デモが再発、混乱が続き、結局1の場合と変わらない。

今日、ざっとこんなシナリオをたいていのエコニミストと政治家が想像したのです。ギリシャはパパンドレオ親爺独りの生き残り大作戦に大揺れ。数日後の内閣不信任が可決されると、レフェレンダム日程が狂ってくる。八方塞りになる…。こうしてみると、EUへのごまかし財政報告を含めるスッタモンダは近代ギリシャ版図の伝統に従っているだけでないか…。

カンヌの港にボートが停泊。馬鹿でかいヨットひとつがG20パーティー用に確保されているとゴシップRTL番組が言っていました。ほんとかも知れません。露西亜プチーン(出席していたら)次期大統領も支那のHu Jintao主席もニコニコ喜ぶんでしょうね。首脳たちとワインを交わしながら、ギリシャに一つ財政援助を(IMF経由で)致しましょう、と言ったりするとそれはそれの反響を呼ぶ。巨頭会談には時々そんな愛でたい話が組み込まれますから。

Cannu jascht

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ken minatoya

Author:ken minatoya
Victor Westhoff(1916-2001)碑文Hij observeertからのHNを本名と苗字に先立つ屋号に変更。ウエストホフは生物フローラの相互生息環境を丹念に観察したBiotop概念の先駆者。ザザーッとフィールドを歩きつつ、こぼれ見える外史/雑人/雑草の風景

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
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